ヘアサロンでトップスタイリストとしてサロンワークをこなす一方、
カタログやファッションの撮影のためのヘアメイクとしても精力的に活動をする宇津木さんの
財布&カードケースについて、伺ってきました。 —メインの「LEO」長財布はいつ頃購入されましたか?
「7,8年前に青山店で購入しました。
この財布にした経緯はよく覚えていないのですが、
とにかく革がしっくり手になじんで、気持ちいいなと思った記憶はあります。
その後数年して同じシリーズのカードケースを購入しました。」
—同じ「LEO」シリーズでおそろいですね。
「そうなんです。このレザーを使ってみて、本当にいいなと思って。
傷が目立ちにくいし、数年経っても素敵さがつづきそう!と思ったんですよね。
使ってみて、やっぱり飽きがこないなと感じています。
仕事柄、会う人が多く名刺交換が多いので『派手すぎない』、
『開けるとポイントカラー(赤)がちらりと見える』というのが
個性も主張できて好きです。
良い香りのカードを入れたりして、工夫して使っています。
こだわりとして、定期券は別のカードケースに入れています。
使う頻度が高いと擦れ易いですから。」
—今日のコーディネートもモノトーンですが、ブラックが多いのですか?
「ブラックはよく選んでいますね。男性ぽいものが好きで、
現場でつくるヘアスタイルもクール系につくりがちなんです。
それに私自身のヘアをお客様に参考にしていただきたいというのもあって、
ヘアカラーをかなりの頻度で変えるんです。もう、染める色がない!というくらい。
服装もその時の気分によってかなり変化するので、
ブラックが合わせやすいというのはあると思います。
一度、別のブランドで明るいカラーの財布を使っていたとき、
あまりしっくりこなかったことがあり、
そこで「飽きがこないものが好き」ということにそのとき気づいたんです。
ヘアカラーも、ブラックだった時期もあり気に入ってはいたのですが、
やはりカラーリングしているほうがお客様からの反応が高いこともあって、
髪と服装は「変化するもの」、小物は「変化しすぎないもの」でバランスをとっています。」
変化するものとしないもののバランスを取ると「ブラック」に返る。
あらためて色の持つ力強さを実感しました。