アートコーディネーターとして、アーティストを世の中へ送り出す一方で、「食養生研究家」としても活動する門田さん。
ヒロコ ハヤシがつないだという“ご縁”について掘り下げました。 —財布をずっと愛用していただいていると伺いました。
「はい、もう10年以上「ジラソーレ」のゴールドを愛用しています。
色々な財布を検討してみても、結局他には浮気できません!
この財布や名刺入れがきっかけでつないでくれたご縁がたくさんあるからです。
百貨店でバイヤーとマネージャーとして働いていた頃、
次々に周囲の人たちがヒロコ ハヤシの財布を使い始めた時があったんです。
それが、とても感度の高い人達ばかり。
私もその影響を受けて、この財布と名刺入れを購入し使い始めました。
名刺交換のときは特に、「素敵な名刺入れですね」と言われることも多く話のきっかけになりますし、
ヒロコ ハヤシの財布を使っている人とすぐに仲良くなれますね。
一緒にお仕事をして「気が合うなあ」という人は、ヒロコ ハヤシを持っている人が多い!
この取材も然り、財布や名刺入れがご縁をつないでくれていると感じます。
“ご縁”ももちろんそうなんですが、大事なものって実は目に見えないものが多いんです。
八百万の神、先祖、過去、未来・・・。
おととし、病を得たことをきっかけに食養生を研究するようになり、人生で今が一番体調が良い。
そうすると、目に見えないものに感謝することが多くなりました。
そんなこともあり、財布には各地で収集したお守りをいくつか入れています。
ちなみにこれは「ジラソーレ」3代目の財布です。」
—大切にお使いいただきありがとうございます!
「世界に誇る手仕事・日本の工芸の世界では、「経年優化」という言葉を使うんですよ。
変わらないのが良いのではなく、「良いものほど変化する」という考え方です。
ヒロコ ハヤシの財布も年月が経つほどに味わい深くなってきて。」
—「経年優化」、素敵な言葉ですね!
「例えば今日使っている萩焼の湯呑も、年月が経つにつれて、
白い釉(うわぐすり)が、ピンクっぽく変化してきました。
これからまたどんな変化があるのか楽しみです。
同じように自分自身もまた、どんどん変化しているんです。
古典文学が好きなので、源氏物語や方丈記の中にある食養生の要素を、
現代人にエッセイを通してわかりやすく伝えていけたらいいなと思います。」
—アートや食養生と幅広い分野で活動する門田さん。
それらは一見、別のフィールドのように見えて、
実は財布も含めた“ご縁”でひとつながりになっていました。