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いつの時代も新しいコンテンツが登場するのは、ニーズの高まりから。この夏登場したタケオキクチの「COOL CITY WEAR」も、そんな時代を反映した注目のシリーズ。タケオキクチのデザイナー藤原氏に、開発にいたった経緯や想いをインタビューしました。

― 去年の夏は暑かったですね。
夏の暑さはもちろんなんですが、意外と残暑の長さに辟易しませんか?去年は10月になっても30℃越えの日も多かったですよね。昔は10月といえば秋も進み、肌寒さを感じる日もありましたよね?本当に驚きです。
― 9月は「衣替え」の季節だったのに、なかなか長袖になれません(笑)
そうですよね。僕たちは仕事柄さすがに9月に半袖というわけにはいかないのですが、皆様は9月は半袖、10月にようやく軽い羽織りもの・・・といった感じですよね。
とはいえ、9月は半袖と言っても5~6月頃から着ている夏物ではない服で気分を変えたいですよね。
― たしかにそうですね、暦上は秋ですよね。
夏のはじまりは「白いTシャツとかさわやかに着たいな~」というマインドなんですが、9月頃になると「暑いけどあまり夏っぽすぎる服もちょっとな~」と思いませんか?
感覚的な意見ではあるのですが、スタッフとの会話で、この感覚が確証に変わる瞬間があったんですよね。
日々お客様と接しているショップスタッフのみなさんにヒアリングしたところ、四季区分にとらわれない新しい”夏秋服”が欲しいとの意見を多くいただきました。
― ”夏秋服”っておもしろいですね。夏も秋もということですか?
言葉にするとなんだか新鮮ですよね。
夏の気温に対応しつつ秋の雰囲気をもつ服、といったところでしょうか?

ここから、スタッフやお客様の声から生まれたこの季節に適した商品群「COOL CITY WEAR」の開発がスタートしました。
― COOL CITY WEARのポイントはなんですか?
①今すぐ着れる
②秋を意識した柔らかいアースカラー
③気温や湿度に対応する多機能素材
④秋のアウターと相性のよいデザイン
という夏を快適に過ごす4点にこだわりました。
ただ涼しいだけじゃない、ただ秋っぽい色じゃない、みんなの声から生まれた商品だからこそ、すべての要望を叶えたかったです。
タケオキクチの商品に使用する生地は、ほぼオリジナル開発したものなのですが、先ほどの4つのポイント全てを網羅する素材開発には、多くの工場様と生地メーカー様のご協力無くしては成しえませんでした。
ぜひ多くのお客様に「タケオキクチのCOOL CITY WEAR」を楽しんで、身も心も心地よくなっていただきたいです。