探す

【20年目の「好き」には理由がある】じっくりと眺めたくなる柄 -OTTICA-
2025-08-08
ヒロコ ハヤシ日本橋三越店スタッフmamieが、ヒロコ歴20年だからこそのヒロコ ハヤシの「好き」をお届けします。
読んだらちょっと見てみたくなる、使ってみたくなる、あなたの「好き」も見つかるかも。

前回の初ブログが思いのほか多くの方々に読んでいただけ、筆が乗るヒロコ ハヤシ日本橋三越店スタッフmamieです。今回もヒロコ歴20年だからこそのヒロコ ハヤシの「好き」をお届けします。
読んだらちょっと見てみたくなる、使ってみたくなる、あなたの「好き」も見つかるかも。

日々店頭に立っていると、お客様がじっくりと眺めたり、触れたりする姿が特に多く見られる商品がいくつかあるのですが、その一つが今回ご紹介する「OTTICA(オッティカ)」シリーズです。
初登場は2014年。発売当初はもう少しリアルな型押しにヘアカーフを組み合わせた仕様でした。(今思うととても贅沢!)
近年は型押しの陰影を無くし、よりグラフィカルな仕上がりにアップデートされています。

突然ですが、この柄何に見えますか?
「オッティカ」はイタリア語で「光学」の意味で、英語で言うところの「オプティカル」。
「オプティカル(視覚的/光学的)・アート」通称「オプアート」と呼ばれる、60年代に流行した錯覚による視覚効果を与えるように計算された絵画作品を連想させます。
(視力回復の3Dアートを思い浮かべていただくと分かり易いかも?個人的にはブリジット・ライリーの作品がイメージに近い気がします。気になる方は調べてみてくださいね)
まさに、じっくりと眺めたくなるのも納得の柄なのです!
実は大学で美術を学んでいたこともあり、アートには少しこだわりのある私ですが、型押し部分の濃淡に加え、柄が縦と横が切り替わることで平面なのに動きがあるように見えてくるのが不思議で面白くいつまでも眺めていられるくらい「好き」です。
さらに個人的に一推しなのが、ロングセラーの縦型トート。
形は極めてシンプル。外にポケットなどの装飾が無く、削ぎ落とされた潔いデザイン。そのまま使うも良し、存在感のあるチャームや同シリーズのIDケースを付けたりして楽しむも良し。足したり引いたりの自由があり、使う人の遊ぶ余地があるのが魅力です。
余談ですが、
先程お話しした「オッティカ」の意味には、「光学」以外に「眼鏡屋」の意味もありまして…、数年前デザイナーのヒロ子さんがまだミラノ在住だった頃、ヒロ子さんの元へ弾丸ツアーに行く機会がありました。
途中から他のスタッフも合流し、ヒロ子さんにイタリアを案内していただくと言う贅沢な旅だったのですが、共にヴェネツィアを訪れた際、うっかりみんなで勢いで(笑)眼鏡をつくりました。そしてある晩はヒロ子さんの眼鏡コレクションを見ながら大いに盛り上がるなど、色んな意味で「オッティカ」は特別な存在でもあります。
ぜひこの機会に日本橋三越店で「OTTICA(オッティカ)」をじっくり眺めてみませんか。
猛暑が続く中のご来店の際には、こんな涼しげなおみやげもお勧めです。

パッケージに惹かれ購入したのですが、リアルな氷感(職人さんが手作業で割っているそうです)と、不思議食感が癖になる夏にぴったりのお菓子でした。
本館地下1階「菓遊庵」にて期間限定の取り扱いのとのことなので、ぜひお早めに♪