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パーソナルカラー別オススメネクタイ2024AW
2024-11-02
『自分に似合う色が分からない』『新しい色を買ってみたけど何と合わせればいい?』
そんな方へ、今季のネクタイをパーソナルカラー別にオススメのコーディネート配色と共にご紹介いたします。
こんにちは、川越丸広タケオキクチのyasuです。
暑さも落ち着いてスーツを着やすくなる時季になりましたね♪
最近では結婚式やパーティでのコーディネートのお問い合わせだけでなく、職場での服装が前よりも自由が利くようになりオシャレをしたいというお問い合わせが増えてきました。
そこで、今回は外見的に似合うことに特化した内容として、パーソナルカラー別の今季のオススメネクタイとパーソナルカラーで統一するためのコーディネート配色を簡単な解説とともにご紹介致します!
パーソナルカラーについての解説は過去のブログでもまとめていますので、そちらも合わせてご覧くださいませ♪
もくじ
・はじめに
・Spring(イエベ春)
・Summer(ブルベ夏)
・Autumn(イエベ秋)
・Winter(ブルベ冬)
・おまけ
・さいごに
まず、パーソナルカラーでネクタイを選ぶにあたり知っておかないといけないことがあります。
それはシーズンによってはパーソナルカラーのネクタイの取り扱いが少ないということです。
どういうことかというと、スプリングタイプに当てはめてご説明致します。
スプリングタイプのパーソナルカラーは以下のような色です。
明るく温かみを感じる色が多いですよね。
スプリングタイプの色は全体的に明度が高く、濁りが少なく、彩度が高い(色がハッキリしている)とされています。
実はこのトーンの色は秋冬の時季にはあまり作られていない色がほとんどなんです。
もちろん、ブランドやその年のトレンドカラーによっては作られることはありますが、大抵は秋冬の時季は深みがあったり濁りがあるような色合いが多く作られることが多いです。
では、スプリングタイプの人は秋冬シーズンには自分に似合うネクタイを手に入れられないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません!
第一にパーソナルカラーは顔周りに配置することで効果を発揮します。
皆さん、ネクタイを着用する時の姿を思い浮かべてください。ネクタイ意外にも顔周りにあるアイテムがありますよね?
そう!シャツとジャケットです。
なんならネクタイよりも面積が大きい分、影響は大きいです。
自分のパーソナルカラーのアイテムでコーディネートをまとめることでパーソナルカラーは最大の効果を発揮します。
また、パーソナルカラーでない色を取り入れたとしても他のアイテムで調整してあげることで顔映えを良く見せてくれます。
なので、今回はそれぞれのパーソナルカラータイプのオススメのネクタイだけではなく、似合うスーツ・ジャケットやシャツの傾向も併せて解説して行こうと思います!
それでは参りましょう!
スプリング(イエベ春)に含まれる色の特徴は以下の通りです。
・黄色系、または黄色味を帯びた色
・明るく濁りの少ない色
・鮮やかで発色の良い色
・モノトーンや青系統は少ない
また、スプリングタイプの人は以下のような配色が得意とされます。
・軽やかで躍動感を感じさせる配色
・明るく華やかな配色
・コントラストがはっきりとしたメリハリのある配色
そして、アイテムは以下の特徴のあるものが得意とされます。
・柄が大きいもの
・発色の良い無地のもの
・ツヤのあるもの
そんなスプリングタイプはどのようなアイテムと相性がいいのでしょうか?
まずはスーツ・ジャケットとシャツの色選びについて解説致します。
スーツ・ジャケットにおいて基本となる『ブラック』『グレー』『ネイビー』ですが、スプリングタイプの人はブルー系やモノトーンが比較的苦手とされています。もちろん、全ての色がダメと言う訳ではありません。
それぞれの色味ごとに解説いたします。
《ブラック系》
スプリングタイプは4つのタイプのうち最もブラックが苦手とされています。
もしブラックを選ぶなら、しっかりと光沢があり光の反射で色が重たくならないものを選び、シャツとネクタイをパーソナルカラーのもので調整しましょう。
《グレー系》
ブラック同様、グレーはスプリングの苦手とする色ですが、明るく黄色味のある『ウォームグレー』や『フェザーグレー』なら相性が良いです。逆にチャコールグレーなどの暗い色は苦手なので気を付けましょう。
《ネイビー系》
モノトーンに比べると比較的似合いの色味が多くなります。『ライトネイビー』や『クリアネイビー』などの緑味があり、色のトーンが明るいものは相性○です。
《ブラウン系》
比較的トーンの明るい暖色系はスプリングとの相性がとても良いです。特に『ハニーベージュ』や『キャメルブラウン』はお顔立ちをより良く見せてくれるので、1着は押さえておきたい色ですね。
スーツやジャケットに合わせるシャツもモノトーン系やブルー系のものを多く見かけますが、そういった色が苦手なスプリングタイプは要注意です。
《ホワイト系》
純粋なピュアホワイトはスプリングタイプは苦手とされるので、やや黄色味のある『アイボリー』などで代用しましょう。
もし、ピュアホワイトを着用するなら織柄などの白の印象を和らげるものを選び、スーツやネクタイで調整しましょう。
《グレー系》
スーツ同様、明るめで黄色味のあるものは似合いますが、インナーにグレーを入れるとネクタイやスーツの色の印象を和らげる効果があるので、メリハリの利いたコーディネートが得意なスプリングタイプにはあまりオススメではありません。
《ブラック系》
ブラックもスプリングタイプは苦手な色をですが、パーティーなどで着用したいというご相談をよく受けます。そういった場合は光沢が強いものを選び、スーツ・ネクタイで調整しましょう。
《カラー系》
色味のあるシャツはスプリングタイプが得意なアイテムです。
①黄色味があり②発色が良いものがオススメです。
ブルー系なら『アクアブルー』『ターコイズブルー』『ティファニーブルー』
ピンク系なら『サーモンピンク』
ブラウン系なら『ベージュ』などがオススメです。
これらは少し珍しい色ではあるので、それぞれ代用するなら①青味が強すぎないもの②ツヤがあり発色の良いものを選びましょう。
以上をまとめるとこんな感じです。
鮮やかで明るいトーンのものが多いですね。
それでは、スプリングタイプにオススメの今季のネクタイとコーディネートをご紹介いたします!
《マルチ組織ストライプネクタイ》
織りの異なるピンクのグラデーションをネイビーとボルドーのラインで引き締めたコントラストが美しいネクタイ。
スプリングにしてはややくすみがあるのでスーツとシャツで調節しましょう。
◆ウォームグレー×アイボリー
ピンク×グレーの組合せはオトナの色合わせとしては王道の配色です。ピンクのもつ華やかさを、明るく温かみのあるグレーとアイボリーが上品にまとめてくれます。
◆クリアネイビー×ターコイズブルー
ピンクの華やかさを活かすのにオススメの配色です。
色味のハッキリとしたブルーグラデーションを背景にすることでピンクの明るさが際立ちます。
《マットサテンストライプネクタイ》
ややマットな2色のサテンによる幅が太いストライプのネクタイ。
シンプルなデザインである分、色のコントラストが際立つネクタイです。
こちらもスプリングにしてはくすみがあるので、他のアイテムで調節しましょう。
◆ライトネイビー×アクアブルー
『オレンジ×ブラウン』の暖色系グラデーションと『ライトネイビー×アクアブルー』の寒色系グラデーションのコントラストが際立つコーディネートです。
オレンジとブルーはお互いを引き立て合う『補色』と言われる関係なので相性◎
◆ハニーベージュ×アイボリー
オレンジの持つ親しみやすい雰囲気を活かすならこちらのコーディネートがオススメです。発色の良い暖色系のグラデーションが穏やかな印象を与えてくれます。
《矢絣ストライプネクタイ》
柔らかなブラウンとゴールドのグラデーションが美しい伝統的柄のネクタイ。
◆クリアネイビー×サーモンピンク
ネイビーとピンクの華やかなコントラストを柔らかなブラウンで中和させたコーディネート。中和はさせてもゴールドの輝きが華やかさを損なわせないので、スプリングタイプの華やかな印象にピッタリです。
◆キャメルブラウン×ターコイズブルー
落ち着きのあるキャメルブラウンとネクタイの配色に爽やかなターコイズブルーを合わせたメリハリコーディネート。
シャツを他の色にする場合は色味が強いものがスプリングタイプにはオススメです。
《紗綾紋ストライプネクタイ》
グラデーション配色の伝統柄にハイトーンのラインが利いたストライプネクタイ。
ストライプに対して垂直なブルーのラインのおかげで、近くで見るとチェックのように見えるのもポイントですね。
◆ウォームグレー×アクアブルー
ネクタイのラインとアクアブルーの水色のグラデーションに明るめのジャケットを合わせることで爽やかな印象に。全体が馴染みながらもネクタイとジャケットの濃淡でメリハリをつけるのがポイントです。
◆ライトネイビー×ティファニーブルー
スーツとネクタイを同系色で揃え、緑味があるティファニーブルーをアクセントカラーにしたコーディネート。シャツとネクタイのもう1つのライトグリーンの色馴染みがよく、ハッキリとした配色でもまとまりが生まれます。
サマー(ブルベ夏)に含まれる色の特徴は以下の通りです。
・青系、または青味を帯びた色
・淡いor深みのあるマットな色
・色味が抑えめな色
・白と黒を除いたモノトーン
また、サマータイプの人は以下のような配色が得意とされます。
・シンプルでシックな洗練された配色
・ソフトで穏やかな配色
・クールで清潔感のある配色
そして、アイテムは以下の特徴のあるものが得意とされます。
・柄は主張を抑えたシンプルなもの
・光沢を抑えたマットな質感のもの
そんなサマータイプはどのようなアイテムと相性がいいのでしょうか?
まずはスーツ・ジャケットとシャツの色選びについて解説致します。
スーツ・ジャケットにおいて基本となる『ブラック』『グレー』『ネイビー』ですが、サマータイプの人は比較的得意な色が多く、幅広く選ぶことが出来ます。
それでは、それぞれの色味ごとに解説いたします。
《ブラック系》
サマータイプは比較的得意な色ですが、漆黒などの黒が主張し過ぎるものだと肌の色が負けて不健康そうに見えてしまいます。
なので、織柄などで黒の印象が和らいだものか、柔らかな『ソフトブラック』などがオススメです。
《グレー系》
ブラック同様、サマータイプが得意とする色ですが、中途半端なグレーだとぼやけた印象になってしまいます。明るい『ライトグレー』や青味のある『ブルーグレー』がオススメです。
《ネイビー系》
こちらもサマータイプが得意な色ですが、発色が良すぎるものは肌がくすんで見えるので彩度を抑えた『ソフトネイビー』ややや紫味のある『パープルネイビー』などがオススメです。
《ブラウン系》
サマータイプは黄色味、オレンジ味の強い色が苦手な傾向にあります。
なので、ブラウンを選ぶ時はやや赤みがあり色味が淡い『ココアブラウン』がオススメです。
スーツやジャケットに合わせるシャツもモノトーン系やブルー系のものを多く見かけますが、そういった色はサマータイプが得意とするところです。
《ホワイト系》
純粋なピュアホワイトは顔色が悪く見えるので『オフホワイト』のものがオススメです。
もし、ピュアホワイトを着用するなら光沢を抑えた織柄などの素材感があるもので代用しましょう。
《グレー系》
スーツ同様、『ライトグレー』や『ブルーグレー』は得意な色で、さらにグレーをインナーにすることで他の色との調和がとりやすく、メリハリのある配色が苦手なサマータイプには打ってつけの色なので、大変重宝します。
《ブラック系》
完全なブラックはスーツ同様不健康そうに見えてしまうので、光沢を抑えた織柄のものややや透け感のある生地のものを選びましょう。
《カラー系》
日本で販売されているカラー系のシャツはサマータイプのパーソナルカラーのものが多いので、似合いのものは探しやすいです。
ポイントとしては、①青味があること②発色が抑えめなパステルトーンのものを選びましょう。
ブルー系なら『パウダーブルー』『パステルアクア』
ピンク系なら『ライトピンク』
パープル系なら『ラベンダー』などがオススメです。
また、後程ご紹介するウィンタータイプが似合う『アイシートーン』のものも似合います。
以上をまとめるとこんな感じです。
涼やかで清潔感を覚える色が多いですね。
それでは、そんなサマータイプにオススメの今季のネクタイとコーディネートをご紹介いたします!
《檜垣紋様ゲームチェンジタイ》
3種類のピンクのグラデーションで檜垣紋様を表現したネクタイ。小剣にはタケ先生をイメージしたモチーフがあしらわれているのが面白いですよね。
◆ソフトネイビー×オフホワイト
定番な白紺の配色にやわらかなグラデーションが映える定番コーディネート。
爽やかさや清潔感の中に優しい印象をプラスしてくれます。
◆ライトグレー×ラベンダー
ピンク=若者のイメージがあり、なかなか手が出せない方へのオススメの配色です。グレーがピンクの若々しい印象を抑え、ラベンダーの持つオトナの色気がワンランク上のコーディネートにしてくれます。
《籠目サテンストライプネクタイ》
やわらかな光沢のワインレッドと3種類の糸を合わせて織り上げられたボルドーの籠目紋様のグラデーションがクールなネクタイ。
◆パープルネイビー×オフホワイト
王道の配色をサマータイプ向けにアレンジしたコーディネート。紫味のあるネイビーとワインレッドの組合せは馴染みがよく、強いメリハリが苦手なサマータイプにオススメ。オフホワイトも2色の調和をとってくれるので相性はさらに○
◆ソフトブラック×ライトグレー
オトナの色気を感じさせるブラック×ワインレッドの組合せですが、メリハリが強いとサマータイプは顔色が悪く映ってしまいます。そこで、ブラックはソフトなものを選び、グレーのシャツでネクタイの色の印象を和らげることでサマータイプでも合わせやすくなります。
《刺子ストライプネクタイ》
同系色の6色メランジの風合いが独特の深みを感じさせる組織地を刺子をあしらったストライプで引き締めたネクタイ。
◆ブルーグレー×パウダーブルー
淡い青味を持つスーツとシャツを深みのあるブルージュグリーンで引き締めたコーディネート。ブルーの持つクールな印象はそのままにハイトーンのスーツとシャツが明るく爽やかな印象にしてくれます。
◆ソフトネイビー×パステルアクア
スーツとシャツのブルーグラデーションにブルージュグリーンのネクタイを合わせることで、グラデーションをブルーからグリーンへとさらに奥行きを持たせたコーディネート。
クールでありながらグリーンの優しい印象が残ります。
《檜垣シャドーストライプピンドットネクタイ》
二種類の柄とメランジのサテンによるストライプを今季イチオシのミスティブルーで仕上げたネクタイです。
◆ココアブラウン×ライトピンク
スーツとシャツの優しい暖色系のグラデーションにハイトーンながらも落ち着きのあるミスティブルーを合わせたコーディネート。くすみのあるブルーは暖色系の中にあっても過度な主張はせず、落ち着いた爽やかさを演出してくれます。
◆ソフトブラック×オフホワイト
ミスティブルーは幼く見えがちなライトブルーの弱点を克服した色であり、ブラック×ホワイトの他の色味を強調してしまう配色の中にあってもオトナ見えします。
やわらかなブラックとホワイトで合わせることでサマータイプの肌にもよく馴染みます。
オータム(イエベ秋)に含まれる色の特徴は以下の通りです。
・黄色系、または黄色味を帯びた色
・暗くクリア過ぎないマットな色
・鮮やか過ぎず発色を抑えた色
・モノトーンは少ない
また、オータムタイプの人は以下のような配色が得意とされます。
・重厚感がありゴージャスな配色
・伝統や自然を感じさせる落ち着いた配色
・トーンや色味を統一させたソフトグラデーションの配色
そして、アイテムは以下の特徴のあるものが得意とされます。
・ボタニカルやエスニックなどの大判柄
・素材感がありマットもの
そんなオータムタイプはどのようなアイテムと相性がいいのでしょうか?
まずはスーツ・ジャケットとシャツの色選びについて解説致します。
スーツ・ジャケットにおいて基本となる『ブラック』『グレー』『ネイビー』ですが、オータムタイプの人は同じイエローベースであるスプリングと比較すると似合いの色は探しやすいと言われています。
《ブラック系》
オータムタイプはスプリングよりはブラックが得意な方だとされています。
しかし、人に寄っては人相が悪く見えてしまうことも多いので気を付けましょう。
もしブラックを選ぶなら、光沢を抑えたものを選び、シャツとネクタイで調整しましょう。
《グレー系》
ダークグレーなどは比較的似合いやすいと言われていますが、深めで黄色味を帯びた『グレイカーキ』は特に相性が良いとされます。
逆に明るいライトグレーや青みのあるブルーグレーは苦手です。
《ネイビー系》
比較的暗く深めなものは似合いやすいですが、『ディープブルー』や『マリンネイビー』などの緑味があるものが相性抜群です。
《ブラウン系》
もともと深みのあるこのトーンはオータムが最も得意とする色味です。『キャメル』『ワインブラウン』『ダークブラウン』など、幅広く似合いの色を見つけやすいとされます。
日本でよく見かける淡いめで青味がかったトーンのシャツや明るめのモノトーンはオータムタイプが苦手とする色のものが多いので要注意です。
《ホワイト系》
純粋なピュアホワイトはオータムも苦手なな色なのでやや黄色味と濁りのある『オイスターホワイト』がオススメです。
もし、ピュアホワイトを着用するなら光沢を抑えたもので素材の風合いがしっかりとわかるものを選び、スーツやネクタイで調整しましょう。
《グレー系》
色の調和をとってくれるグレーはソフトなグラデーションが似合うオータムにオススメのカラー。
特に、やや緑味のある『サンドグレー』は相性〇。
《ブラック系》
ブラックはスーツ同様オータムタイプはスプリングタイプより似合いやすいですが、人によって相性はまちまち。取り入れる場合は光沢が抑えめなものを選び、他のアイテムで調整しましょう。
《カラー系》
色味のあるシャツはシックなグラデーションが得意なオータムタイプには欠かせないアイテムです。
ブルー系なら『トルマリンブルー』『シアンブルー』
ピンク系なら『カメオピンク』
ブラウン系なら『サンドベージュ』などがオススメです。
これらもやや珍しい色ではあるので、それぞれ代用するなら、①黄色味・緑味があるもの②くすみがあり発色が抑えめなものを選び、他のアイテムと色のトーンか色味を揃えることがポイントです。
以上をまとめるとこんな感じです。
カラフルでありながらも深みがある色が多いですね。
そんなオータムタイプにオススメの今季のネクタイがこちらです。
《網代紋 シャドーソリッドネクタイ》
織りの異なる切り替えと同系色の色の切り替えの組合せによるシャドーソリッドネクタイ。
◆マリンネイビー×カメオピンク
ジャケットとネクタイの色のトーンを合わせ、色のコントラストはありながらもオータムタイプに合わせたコーディネート。
ただ、シャツを同じトーンにすると暗くなってしまうので、シャツはネクタイのグラデーションに使われている色味に寄せたカメオピンクで合わせました。
◆キャメル×オイスターホワイト
キャメル×ボルドーのリッチ見えする王道配色はオータムタイプにぴったり。この配色を邪魔しないためにも、余計な色味は加えず、スーツと馴染みやすいオイスターホワイトのシャツを合わせました。珍しい色ではあるので代用するならマットな質感のアイボリーがオススメです。
《シャドー矢羽根525ペンタゴンネクタイ》
ブラウンの矢羽根柄にタケオキクチを象徴するナンバー『525』を表現したゴールドのペンタゴンがエレガントなネクタイ。
◆グレイカーキ×サンドグレー
今季トレンドカラーであるブラウンとグレーを組み合わせたコーディネート。ジャケットとシャツのグレーグラデーションが洗練された上品さを演出し、ブラウンとゴールドが重厚感・ゴージャス感を演出してくれます。
◆キャメル×カメオピンク
ジャケットとシャツ、ネクタイのゴールドで色のトーンを合わせ、それを地組織であるブラウンが引き締めてくれるコーディネート。ブラウンでの引き締めはブルー系やブラックでありがちなキツイ印象は与えず、穏やかさや落ち着きを演出してくれます。
《TANGOストライプネクタイ》
シンプルなデザインと通常の3倍の縦糸本数で密に織られた生地のきめ細やかで柔らかな光沢が特徴のネクタイ。
◆ディープブルー×シアンブルー
ネクタイのグリーン、ジャケットの緑味を帯びたディープブルー、シャツのシアンブルーのグリーンからブルーのグラデーションコーディネート。ブルーメインだと冷たい印象になりがちですが、グリーンの穏やかな印象が優しい雰囲気を作り出してくれます。
◆ダークブラウン×サンドベージュ
オータムタイプが最も得意とし、今季のトレンドでもあるブラウンメインのアースカラーコーディネート。
深みのあるブラウン系のグラデーションでは地味に見えがちなところを、緑の持つ瑞瑞しい印象が和らげ、自然を感じさせる穏やかな配色です。
《ランダム菱紋様ネクタイ》
バスケット地にネイビーグラデーションで表現さらた菱紋様があしらわれた立体的なネクタイ。
◆グレイカーキ×トルマリンブルー
ブルー系が苦手なオータムタイプに対してやや濁りと緑味を帯びたトルマリンブルーをグレイカーキで合わせ、全体の色が淡くなりすぎないようにネイビーのネクタイで引き締めたコーディネート。シンプルな色合わせですが、立体感のあるネクタイが胸元にゴージャス感を演出してくれます。
◆ワインブラウン×サンドベージュ
赤味のあるワインブラウンとネクタイの深いネイビーのコントラストが映えるコーディネートです。シャツにサンドベージュを合わせることで、オータムタイプの持つ重厚感をより引き立ててくれます。
ウィンター(ブルベ冬)に含まれる色の特徴は以下の通りです。
・青系、または青味を帯びた色
・鮮やかで発色の良い色・蛍光色
・暗めでありながら濁りの少ないクリアな色
・白、黒、グレーのモノトーン
また、ウィンタータイプの人は以下のような配色が得意とされます。
・コントラストが強い配色
・シャープでモダンな配色
・ハードでドラマティックな配色
そして、アイテムは以下の特徴のあるものが得意とされます。
・メリハリがある柄が強いもの
・ツヤがあり光沢が強いもの
そんなウィンタータイプはどのようなアイテムと相性がいいのでしょうか?
まずはスーツ・ジャケットとシャツの色選びについて解説致します。
スーツ・ジャケットにおいて基本となる『ブラック』『グレー』『ネイビー』ですが、ウィンタータイプの人は得意な色が多く、選択肢がとても広いです。
それでは、それぞれの色味ごとに解説いたします。
《ブラック系》
ウィンタータイプはツヤのあるブラックがとてもよく似合います。
黒には他の色を強調する効果もあるので、メリハリのあるコントラストをつくる時にも効果的なのでオススメです。
《グレー系》
ブラック同様、ウィンタータイプが得意とする色で、特に他の色味が混ざっていないものがオススメで、『ライトグレー』などの明るいトーンから『チャコールグレー』などの暗いトーンまで幅広く似合います。
《ネイビー系》
こちらもブルーベースのウィンタータイプが得意な色で、特に発色が良いものは明るさを問わず似合います。『ロイヤルブルー』『トゥルーブルー』『ネイビーブルー』などが緑味の少ないブルーグラデーションのものがオススメです。
《ブラウン系》
ウィンタータイプは黄色味やオレンジ味のある暖色系が苦手です。
ビターブラウンまで色が深いものなら似合いやすくはなりますが、ブラウンの穏やかな印象が邪魔をしてコントラストをつくるのがやや難しいので、『チェリーブラウン』などの主張のあるものがオススメです。
スーツやジャケットに合わせるシャツもモノトーン系やブルー系のものを多く見かけますが、そういった色はサマータイプ同様、ウィンタータイプが得意とするトーンです。
《ホワイト系》
ウィンタータイプは純粋な『ピュアホワイト』がとにかく似合います。
特にツヤや光沢のあるものがオススメです。
《グレー系》
スーツ同様幅広いグレーがウィンタータイプに似合います。ただし、他の色との調和をとりやすい色なので、メリハリのあるコーディネートを目指すなら注意しましょう。
《ブラック系》
こちらもスーツ同様、4つのタイプの中でもウィンタータイプが最も似合う色です。
パキッとした無地や光沢があるものがオススメです。
《カラー系》
ウィンタータイプは①青味があり②発色が良いものがとてもよく似合います。
ただし、色が強すぎるとシャツ単体では似合いますが、コーディネートを組む際にネクタイの邪魔をしてしまうこともあります。なので『アイシートーン』と言われる『青みがあるハイトーン』のものが合わせやすいのでオススメです。
ブルー系なら『アイシーブルー』
ピンク系なら『ライトピンク』
パープル系なら『アイシーバイオレット』などがオススメです。
また、くすみが少なくツヤのあるものであればサマータイプに似合う『パステルトーン』のものもオススメです。
また、くすみのある暖色系は比較的苦手なので、ベージュ系のものを使いたい場合は得意のグレーがミックスされた『グレーベージュ』がオススメです。
以上をまとめるとこんな感じです。
鮮やかでクリアな色が多いですね。
それでは、そんなウィンタータイプにオススメの今季のネクタイがこちら!
《矢絣シルクネクタイ》
矢絣と呼ばれる伝統柄を上品な光沢と鮮やかな配色が胸元で光るネクタイ。
◆ブラック×ピュアホワイト
ウィンタータイプが最も得意とする定番配色。この2色の組合せは他のネクタイの色味をより強調してくれるのでとてもオススメです。ラズベリーピンクとバイオレットの配色が上品な光沢の中でオトナの色気を演出してくれます。
◆トゥルーネイビー×アイシーバイオレット
ネクタイのバイオレットとシャツのアイシーバイオレットで調和をとり、青味がしっかりとしたスーツを合わせることでネクタイのラズベリーピンクがより一層際立つウィンタータイプに打ってつけのメリハリコーディネートです。
《ソフトツイスト シルクネクタイ》
京都丹後で織り上げられた光沢と立体感が際立つ色鮮やかな拘りのネクタイ。
◆ライトグレー×アイシーブルー
グレーの持つ上品さとアイシーブルーの爽やかさをベースとしたコーディネート。アクセントカラーとして入れたブルージュグリーンのネクタイはブルーとグリーン両方の特性を持ち、落ち着きとシャープさを同時に演出してくれます。
◆ネイビーブルー×ライトグレー
メンズのスーツスタイルでよく見かける定番の配色。そこに光沢と色味がハッキリとしたネクタイを入れることでメリハリのあるコーディネートに。ネイビーだとスーツの色に埋もれてしまうところ、青味はしっかりとありながらもグリーンの色味がしっかりと主張してくれます。
《ファインワイルドシルクネクタイ》
大小2種類のハッキリとした千鳥柄と光沢がエレガントなサテンの大胆なコントラストによるトリプルストライプのネクタイ。
◆ロイヤルブルー×アイシーピンク
青味がしっかりとしたロイヤルブルーと合わせることで、ネクタイが同化せずにウィンタータイプが得意なメリハリコーディネートに。そのメリハリを活かすならシャツもモノトーンやブルー系ではなくアイシーピンクやアイシーバイオレットなどがオススメです。
◆チェリーブラウン×ピュアホワイト
赤味の強いチェリーブラウンとネイビーのメリハリのある配色のコーディネートです。シャツをピュアホワイトで合わせることでスーツとネクタイの色味を強調させるのがポイントです。
《番千鳥 グレンプレイドストライプネクタイ》
グレンチェックよりも大判なグレンプレイドを伝統柄である番千鳥で表現し、サテンのラインでストライプに仕上げたネクタイ。
◆ロイヤルブルー×ライトグレー
鮮やかなロイヤルブルーと大判なグレンプレイドのモノトーンのネクタイのコントラストが際立つコーディネート。シャツをライトグレーで合わせることで洗練された都会的な印象になります。
◆チャコールグレー×ブラック
スーツ・ネクタイ・シャツの全てをモノトーンで統一したモダンなコーディネート。
スーツをブラックではなくチャコールグレーにすることで奥のシャツのブラックを引き立て、ブラックとライトグレーによるグレンプレイドの柄感を強調させたハードなコントラストはウィンタータイプだからこそ似合います。
今回はオシャレが許容されることを前提で、外見的に似合うようにコーディネートを含めてご紹介させていただきました。
ただ、その中でスプリングタイプやオータムタイプでご紹介したオススメの色のスーツやシャツですが、実物を見たことがないという方もいらっしゃるかと思います。
それは、日本でのスーツの着用シーンと言えば主にビジネスが多く、各社各ブランドがそれに合わせてモノトーンやネイビー系、アイシーカラーなどの商品をメインに展開しているからです。
スーツの本場であるヨーロッパ圏では、スーツと言えばオシャレ着やお出かけ着、一帳羅としての役割が強く、カラフルな色合いのスーツやシャツも多く展開されています。
では、ヨーロッパ圏に行かないとカラフルなスーツやシャツは手に入らないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
豊富な生地バリエーションとカスタマイズの数々
タケオキクチには『TAKEO KIKUCHI Sculpture』、通称『TKS』と呼ばれるオーダーシステムがあるのですが、こちらのバリエーションの中には既製品では展開のないバリエーションの生地を多数ご用意しております。
シーズンにもよりますが、前述でご紹介したような珍しい色の生地も取り揃えており、既製品で探すには難しいアイテムも手に入れることが出来ます。
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さて、今回のブログはいかがでしたか?
参考になったという方は、ぜひお気に入り登録をよろしくお願いいたします♪
正直、ここではご紹介しきれなかった商品やコーディネートもまだまだございますので、今後も様々な形で皆様に商品の魅力やオシャレのコツなどをお伝え出来ればと思います。