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こんにちは!
川越丸広タケオキクチのyasuです!
スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます♪
夏も過ぎ、仕事に結婚式やセレモニーなど、スーツを着る機会が増えてきましたよね。
店頭でも、お客様からスーツの着こなしのご相談が増えてきました。
そこで、多く頂く質問の中に『ネクタイピンって必要なんですか?』というものがありました。
確かに、日本人の感覚としては『ネクタイピン=オシャレ用のアクセサリー』と思われる方も多いですね。
今回は、そんな『ネクタイピン』についてご説明いたします!
《目次》
《1》ネクタイピンとは
《2》ネクタイピンが必要な場合
《3》ネクタイピンを付けなくてもよい場合
《4》ネクタイピンを付けてはいけない場合
《5》ネクタイピンのオススメの付け方
《6》タケオキクチのオススメのネクタイピン[3選]
ネクタイピンとは、
ネクタイを留めるためのアイテムで、
ネクタイとシャツをまとめて挟む一般的なタイプのものを正式には『タイバー』と呼び、
ピンで刺して留めるタイプのものを『ネクタイピン』と言います。
現代ではどちらも総称して『ネクタイピン』と呼ぶのが一般的ですね。
今回は馴染みのある『ネクタイピン』の呼称でご案内いたします。
まず、どちらのアイテムもネクタイがよれてしまったり、ぶらぶらと揺れないように固定するのが目的です。
また、見た目にも堅実さが伝わり、ネクタイの摩耗を抑える効果もあります。
さらに、付け方によっては、胸板の薄い日本人のVゾーンにボリュームを加えることも出来るので、
男性らしいスタイリングがお好きな方にもオススメのアイテムです!
さらに、現代では様々なデザインのネクタイピンが販売されており、実用的でありながは、オシャレを取り入れられるのもいいですね♪
ただ、様々なバリエーションがあるゆえに、オシャレ用のアクセサリーと誤解されてしまうことも・・・
さて、そんなネクタイピン。
いつ・どこで使うべきなのかご説明いたします!
まず、原則として、ネクタイピンが必要になるシーンですが、結論から言うと『ネクタイ結ぶ時すべて』です。
もちろん、例外はありますが、ネクタイを結ぶなら、必ずネクタイピンを付けるように心がけましょう。
これは、ビジネスやスーツ・ジャケットの着こなしからくるマナーで、
ビジネスシーンでは、ジャケットを着用しないシャツスタイルでネクタイを結ぶ際には、
ネクタイが大きく揺れてみっともないので、ネクタイピンを付けるのがマナーとされています。
では、ジャケットを着ればネクタイピンはしなくてもいいのか?
そんなことはありません。
スーツやジャケットの着こなしマナーの中に、
『座る時にはボタンを開ける』というものがあります。
これは、ボタンを留めたままで座ってしまうと、生地が不自然によれて、ジャケットを傷めてしまうばかりか、見た目にも悪く、同席者や周りの方への失礼にあたります。
以上のことから、ネクタイを結ぶ際には、ネクタイピンは必須という訳です。
しかし、これはあくまで原則で、例外もあります。次はその例外についてご説明いたします!
ネクタイピンを付けなくてもよい場合ですが、
こちらはベスト、カーディガン、セーターなどを着用している場合です。
その場合であれば、ネクタイが揺れたりすることがないので、ネクタイピンを付ける必要性はなくなります。
ただ、付けてはいけないという訳ではないので、オシャレのために付けるのはOKです!
そして、ベストやカーディガンを着用していない場合でもネクタイピンを付けなくてもよい場合があります。
それは、下の画像のようにデザイン性が強いネクタイやニットタイなどを、少しカジュアルな着こなしに取り入れる場合には、あえてネクタイピンを付けないというスタイリングもあります。
ただ、スタイリングによるネクタイピンの有無については感覚的な要素も大きいので、
その感覚が分からない場合は、TPOで考えると分かりやすくなります。
まずは、オケージョンですが
・式典などのソーシャル(社会的、社交的なシーン)
・ビジネスなどのオフィシャル(公的なシーン)
では、着用が推奨され、
・プライベート(個人的なシーン)
では、着用の必要性は低いと認識していただければ間違いはありません。
ただし、プライベートであっても、格式の高いレストランや料亭、オペラやクラシックの観劇など、ドレスコードがあるような場所でネクタイを結ぶならネクタイピンの着用を心掛けましょう!
そして、場合によってはネクタイを着けてはいけない場合もありますので、次はそちらについてもご説明いたします。
ネクタイピンを付けてはいけない場合ですが、
こちらはずばり『お悔やみごと全般』です。
特に、葬儀については古来より日本では光り物を嫌う文化が定着しており、また、西洋式でも、葬儀などは華やかさを演出するアイテムの使用はNGとなります。
なので、葬儀ではどの形式でもネクタイピンやカフスなどは着けないことが望ましいとされます。
身だしなみとして、どうしてもネクタイピンが必要な場合は
・白または灰色の真珠(円形に限る)のネクタイピン
・光沢のない暗色のネクタイピン
・布地で覆われた葬儀用のネクタイピン
などなら、着用することが可能です。
続いては、よくご質問をいただく『ネクタイピンの付け方・付ける位置』についてご説明いたします!
①付け方
ネクタイとシャツを適正な位置でネクタイピンでまとめて挟みます。
この時、ネクタイピンは水平になるように心掛けましょう。
斜め向きになったり位置が不自然だと返って格好悪くだらしなく見えてしまいます。
また、下記の画像のように、ネクタイを軽く浮かせて挟み込むことで胸元のボリュームがアップし、男性的かつスタイリッシュな印象となります。
浮かせる目安として、結び目のすぐ下に指が2・3本入る位がベストです。
また、スーツ屋さんなどでは演出として過度に浮かせていますが、あくまで演出なので真似しないようにしましょう。
②付ける位置
付ける位置についてはスタイリングによっても代わりますので、それぞれのスタイリングごとにご説明致します!
(1)スーツ・ジャケットスタイリング(ベスト無し)
スーツ・ジャケットの着用時に好ましい位置としては、シャツの第3ボタンと第4ボタンの間に留めると良いとされています。
特に、ネクタイピンを見えるようにするならば、下の画像のようにネクタイの縁のジャケットのラペル(衿)が重なる位置を目安とするとバランスが良く見えます!
※ピッタリでなくても大丈夫です。
お好みの位置に調節してください!
(2)スーツ・ジャケットスタイリング(ベスト有り)
ベストを着用している時、ネクタイピンを付ける必要はありませんが、オシャレとして付けられる方も多くいらっしゃいます。
ネクタイを少し浮かせて固定したいのみの場合はベストの下の見えない位置に付けても良いでしょう。
しかし、Vゾーンに付けてネクタイピンを見せる場合には注意が必要です。
というのも、ベストを着用していると、ベストのデザインによってはネクタイピンを付けることでVゾーンが極端に窮屈な印象になってしまいます。
この場合、下の画像のように、ベストとネクタイの境目よりやや下の位置にネクタイピンを付け、
Vゾーンの下部とネクタイピンで三角形が出来る程度にしておくと、華美にならず、かつ、窮屈な印象を与えることはありません。
(3)シャツスタイル
ジャケットなどを着用していない場合、ネクタイの露出度が高くなり、高い位置にネクタイピンを付けるとネクタイの余りの部分が大きく揺れてしまうため、ネクタイピンの意味がなくなってしまいます。
なので、シャツスタイルの場合は、シャツの第4ボタンと第5ボタンの間にネクタイピンを付けるのが良いとされています。
また、ネクタイピンを付ける位置とネクタイの結び目の間隔が広く、Vゾーンが無いためにネクタイを浮かせて胸元を華やかにする効果は薄いため、オシャレというよりは『身だしなみ・マナー』としての面が強くなります。
ただし、ネクタイをピンと伸ばした状態で留めてしまうと、上体を反るような姿勢になると、更に引っ張られたネクタイがネクタイピンによって傷付いてしまうこともあるので、自然とネクタイが垂れている状態でネクタイピンを付けてください。
ここまでネクタイピンについてご説明させていただきましたが、最後に、シーン別のタケオキクチのオススメのネクタイピンをご紹介致します。
ご自身用に、プレゼント用にご検討の方はぜひご参考にしてみてください♪
シャツボタンによく使われる蝶貝をあしらったタイバー。
美しい曲線が、大人の上品さを引き立ててくれる逸品!
ホワイト(#001)はビジネスだけでなくブライダルやパーティなどにも適し、白蝶貝の柔らかな輝きが魅力!
ブラック(#019)はスタイリングを引き締めながらも、反射による虹色の輝きを淡い黒が引き立ててくれるので、引き締めつつも、上品な色彩を楽しめるのがポイント!
『個性は欲しいけど、派手になるのはちょっと・・・』
個性的デザインにありがちな強いカラー配色などに頼らず、
シンプルなデザインを立体的にすることで、使い勝手も良いままに、個性が光る人気のネクタイピン。
立体的なデザインなので、Vゾーンのボリュームアップも簡単です♪
いかがでしたでしょうか?
単なる装飾品と思われがちなネクタイピンですが、その必要性と魅力について、少しでも皆さまにお伝え出来たなら幸いです。
こちらのブログを機に、ネクタイピンデビューや、プレゼントの候補にネクタイピンをご検討くださいませ!