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TAKEO KIKUCHIの尾関です。
前回、尾州ブログ第1弾を配信させて頂き、大きな反響を頂きありがとうございます。
なぜTAKEO KIKUCHIが尾州素材にこだわったのか、国内にとどまらず、世界中のブランドのオーダーが尾州に集まるのかのワケを少し感じて頂けたのではないでしょうか。
※ブログ第1弾を御覧頂いてない方は下記画像からチェック
前回の「ラッセルツイル」と「キャラメルワッフル」に続き、
第2弾は「ムリネ」の紹介をしていきたいと思います。
柔らかくもハリのある「ムリネ」は、イタリア語で、杢糸(もくいと)を意味し、2色以上の糸をより合わせた糸の事。今回のTAKEO KIKUCHIのオリジナル素材は、尾州のニットファクトリーにオーダーした特別な仕様。ウールと特殊な杢のポリエステル糸を交編する事でより深みがあり落ち着いた印象が感じられる、まさに大人ジャージと言える素材感。
最終の仕上げで縮絨加工を施すことで、ジャージ素材ながら、よりハリがあり、しなやかで上品な布帛に近い風合いが出ているので、カジュアルではあるかキチンと感が出るのもこの素材の特徴。
今回の企画の担当ではないものの、物作りのプロの目線にはどの様に映るのか。
デザイナー天野さん(シュンスケ)に着用してもらい、着心地や着方のアドバイスをインタビュー。
今回はプルオーバータイプを着てもらったけど、素材感、着心地はどう?
・ハリがあってしっかりしてるけど、ジャージならではのストレッチ性があるので着心地◎。
・Tシャツ以上スウェットトレーナー未満な肉厚感で秋にちょうど良い。
・すっきりとしたサイズ感なのでジャケットやコートのインナーとしても使いたいです。
・表面はウールらしい手触りを少し感じながらも、裏はツルっとしてるので肌あたりは良かったです。
シュンスケ(天野さん)らしいスタイリングだね、ポイントは?
・トレーナー、ジーンズ、ストライプシャツ、BBキャップ、ローファーの、王道アイテムを合わせて今秋冬のブランドテーマ『リ・トラディショナル』のカジュアルVer.を表現してます。
・グレンウォッチが緻密な柄なので、ストライプは太い柄を合わせてバランスを取りました。 (細いストライプだと目がチカチカしてハレーションを起こしそうなので)
・チェックとストライプの柄ON柄でしたが、お互いトラッドな柄なので思った通り相性良かったです。
・全体にダークトーンに偏ってしまうので、シャツ/キャップモチーフ/ソックスで白を散らして、 重くなり過ぎないように調整もしました。
飽きずに長く着れるのかな?
・トレンドに左右されないので、ワードローブの定番的な1つとしてずっと着られるアイテムになれるかなと思います。
他に商品見て気付いた点とかポイントは?
・さすが尾州の編み機、ジャカードで緻密な柄を表現しているのがホント凄いと思いました。
ジャケットのシルエットは、細すぎず程よいゆとりのある大人シルエット。
左写真の様にシャツインで仕事でのシーンももちろんの事、右写真の様に単品での着回しも可能な便利な1着。王道のグレンチェック柄は、汎用性が高くボトムの合わせを選ばないのず、総裏仕様となっているので秋冬を通して活躍間違いなし。
同素材のボトムはノータックのスラックス仕様。
セットアップでの合わせは、カタくなりすぎず品のあるスタイルを演出するには最適なチョイス。
もちろん単品としても活用の幅も広く、キレイ目スタイルで足元もスニーカーから革靴までOK。
持ってて安心の秋冬のセットアップを選ぶなら、ウールブレンドグレンチェックがオススメです。