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気づけばもう12月。
皆さま、今年はどんな一年でしたでしょうか。毎日を楽しく過ごすためにはちょっとした自分へのプレゼントが時には必要かと思います♫
そんな、自分へのご褒美にオススメのアイテムをご紹介いたします。
本年、TAKEO KIKUCHI40周年を迎えるにあたり、誕生したちょっと特別感のある
-THE FLAGSHIP-
今回は-THE FLAGSHIP-の雑貨の企画に携わっている雑貨デザイナーの高橋さんにおすすめ雑貨を伺いました。
神野:さっそくですが、タケオキクチの通常ラインも企画されてると思いますが、差別化したいポイントはどんなとこでしたか?
高橋:いわゆる「日本製」にこだわったものづくりを中心に、色んな工場にかけ合って、探して、見に行ってをくり返して
通常ラインナップとの差別化ができるような、丁寧に説明したいものを見つけ出した感じです。
今回は3つご紹介しますね。
【THE FLAGSHIP】バルキー カシミヤマフラー
高橋:まずはこの触った時の感動、ヤバくないですか。
神野:軽くてふわっふわですね。私が欲しいです。
高橋:そう、女性にもおすすめのマフラーです。それこそ、市場でもこの手のふわふわマフラーははやっていますが、合繊でのボリュームだったりするので、カシミヤ100%でこの手の素材はまずないですね。
あえてこの2色で素材感重視でつくりました。
気合い入ってます笑
神野:すごいボリュームがあるのに軽い!
高橋:通常ラインの中国で作るカシミヤマフラーと比べてボリュームが違うのですが、手法が大きく違います。
アザミの実で起毛させる一般的な手法ではなく、今回はハリを刺すような感じで起毛を深めにしていく手法が特徴です。
神野:だからこのふわっふわのボリューム感!工場探しは苦労されましたか?
高橋:そうですね。マフラー産地はいくつか候補がある中から八王子にある起毛工場を紹介していただき決めさせてもらいました。
1964年の機械を愛用していて、工程も職人の方が手間をかけて手作業でされてました。その方にしかできない匙加減でこの柔らかい風合いがだせるそうです。
神野:職人技ですね。機械も歴史を感じます。
高橋:そう。新しい機械を何度も試してみているそうですが、昔からある機械が何かとシンプルで色んなことに対応できるのだとか。
手作業でやっているあたたかみみたいなものが日本製の小ロットでやっているものの魅力かなと思います。
【THE FLAGSHIP】メリノウール混ローゲージソックス
神野:タケオキクチのドレスソックスでおなじみ、定番のGLEN CLYDEですね。
高橋:今回はオーストラリア産メリノウールを使用しました。
グレンクライドの橋本さんとの会話でウールのローゲージソックスがいいってなりまして。
2回くらい洗うと、よりふわっとした見た目でもっと雰囲気がでてくるんですよ。
高橋:そして、ここ。つま先の縫製にハンドリンキングを採用しています。履いた時のごろつきがなくて最適!
神野:履き心地が良くて、雰囲気あるソックスなんていいとこどりですね。
高橋:そう。プラス防縮性加工してあるので普通に洗濯していただけます!
そのみちをつきつめてる人たちのオタク気質的な部分が盛り込まれているというか。
高橋:洗濯の話になったので、豆知識を。ソックスを洗う時は、皮脂をおとすことが大事なので裏返してくださいね。そして、干す時は、ゴム部分の劣化を防げるのでゴム部分を上にしましょう。
【THE FLAGSHIP】がま口シリーズ(ミニポーチ、ミニウォレット、コインケース)
神野:海外の方から大人気のがま口シリーズ!
高橋:つまみがない、がま口を発見したところからスタートしました。
メーカーさんが見つけてくれて。
モードっぽい感じがいいなと思って。
神野:普通のラインナップに全くなかった表情ですよね。とても上品。
高橋:そう。レザーもイタリアのトスカーナの革でなめらか。上質な革だし、あえて黒のみの展開に。
金具のバランスも考えて、ネックポーチ(スマホ、パスポートが入るサイズ)、カード入れが入った気の利いたミニウォレット、コインケースを作ろうという話に。
神野:今回、私たちスタッフもどれも新鮮で欲しくなるものばかりでした。こういった上質なものをさっと使っていたらおしゃれだなと思います。
高橋:ど直球ど真ん中ではないけど、服好きな人に是非、持っていただけたら嬉しいなという思いで作りました。あとは少しでも日本のものづくりの素晴らしさを伝えていけたらと思っています。
日々、使えば使うほど愛着が増すおしゃれな雑貨を、ぜひ自分にプレゼントしてみませんか?