Makeup lesson
ON・OFFで活躍する春のセレモニージャケット
2024.02.13
入学・卒業などハレの日にふさわしいセレモニースタイル。ワンピやセットアップ、ジャケットなど、ほどよくトレンドを取り入れた “きれいめコーデ”が旬な感じ。「昨年、息子の入学式だったんです」と話すのはモデル・PR業をしているHarunaさん。今回は、セレモニーシーンはもちろん、ON・OFFでも活躍するジャケットをチョイス。春を先取りした上品なメイクを紹介します。
お話を聞いたのは・・・
Harunaさん
GINGERの読者モデルを務める傍ら、フリーランスでアパレルブランドのPRも手掛ける。プレス発表会やイベントなど広報を担当。プライベートでは7歳の男の子のママ。
Instagram:https://www.instagram.com/haruru_1108/
Q:普段はどのようなファッションが多いですか?
「背が高いので自然とパンツスタイルが多くなりました。好きなコーデはデニム・ブラウス・ジャケットのきれいめカジュアル。色はベーシックとパステルカラーが多いです。今、春に似合うパステルカラーのジャケットを探しています」(Harunaさん)。
Q:ファッションに合わせたメイクを教えてください。
「年齢を重ねるようになってからスキンケアの大切さを実感するようになり、友人との新商品やおすすめコスメの情報交換は欠かせません。メイクはナチュラル&薄仕上げ派ですが、リップはマスト! 血色感を意識しています」(Harunaさん)。
華やかシーンに欠かせない軽やか質感メイク!
華やかなシーンはファッションとメイクのバランスが大事。今回、選んだUNTITLEDのツイードジャケットはブルーの生地にグリーン・ピンク・ゴールドの糸で織りなすスタイリッシュな1着。「単色のジャケットに比べ、華やかで上品に見えるため、きちんとした場での出番が多くなりそうですね」とHarunaさん。
このジャケットに似合うメイクをするなら?
「春っぽさをメイクでも表現したいので、質感を意識したメイクにしたいと思います。目元はルナソルのアイカラーレーションの新色で透けるような仕上がりに。ゴールドのまばゆさを目元にたっぷり足したかったので、Morning Glow(23)を選びました。さらにルナソルのヌーディカラーのリキッドアイライナーを目尻に描いて、エレガンスのマスカラでメリハリのある目元に。「極細のブラシってこんなに塗りやすいんですね。ダマにもならず、まつげ1本1本がセパレートされている。文句なしのマスカラです」(Harunaさん)。
チーク&リップは血色感を演出できるカラーをチョイス。「SUQQUのリップで血色感を、アディクションのリップでふっくらとした立体的な唇に仕上げてみました」(Harunaさん)。
ベースと眉メイクを済ませてアイメイクからスタート。選んだのはルナソルのアイカラーレーション Morning Glow(23)。左上のライトベージュを上まぶた全体に塗った後、右上のライトブラウンを二重幅と下まぶたにライン状に重ねて。「誰もが似合うブラウンとゴールドの組み合わせ。ON・OFF問わず活躍しそうな配色ですね」(Harunaさん)。
左下のブラウンを黒目の中央から目尻にかけて重ね塗り。「ブラウンを重ねると立体的な目元に。絶妙な配色なので、重ねても重くならない! メイク映えしそう」(Harunaさん)。
左下のゴールドのパールを黒目の中央から目頭に向かって指で重ねて。「ゴールドのキラキラ度はどこにどれくらい入れるかで華やかさが変わります。ポイントは目頭までキラキラをプラスすること! アイメイク全体にインパクトを持たせました」(Harunaさん)。
黒目中央から目尻にかけてまつげの生え際に細く描いて印象的なまなざしに。「Calming Quilt(EX03)のベージュ系アイライナーって珍しいですよね。ブラックやブラウンとは違う“さりげなさ”が良かったです。限定カラーなんてもったいない!」(Harunaさん)。
エレガンスの超極細ブラシのマスカラ(BK10)を上下まつげにたっぷりと。「1ストロークでまつげの根元からカールアップして上向きに。極細で小回りの効くブラシに驚きました」(Harunaさん)。
春の透明感、メイクでどう引き出す!?
透明感のある肌を引き立てるきれいめメイク。メイクの仕上がりを左右するのはチーク&リップと言っても過言ではありません。 「肌はチークとハイライターでツヤと血色感を。さらに2種のリップで立体感のある唇に仕上げました。SUQQUとアディクションの春カラーは今の気分にぴったりですね」(Harunaさん)。
チークとハイライターがひとつで叶うSUQQUのブラッシュ。「黄みがかったピンクは肌との相性も良く、自然な仕上がりに。大きなブラシで頬の高い位置から横幅に広めに入れています」(Harunaさん)。
右側にあるペールブルーのハイライターをCゾーンと鼻筋ふわっとなじませて。「上唇の中央にも指でちょこんと入れると、光が集まって立体感が出ます」(Harunaさん)。
SUQQUの新色の中から儚咲(02)を。「雑誌などでチェックしていた色なんです。甘さも残るフレッシュなピンクは唇本来の色を壊さないカラー。実際に塗ってみると、顔がパッと華やかになりました」(Harunaさん)。
最後はアディクションのリップ セラム ティントPersian Red(007)を上下の唇中央にポンポンとのせて。「丸みをもたせるためにSUQQUのリップより1トーン深いレディライクな赤を選びました」(Harunaさん)。
OFFはジャケットとデニムで上手に着こなし
「パステルブルーのジャケットはOFFのコーデでも大活躍しそうです。インナーはカットソーで襟元をすっきり見せて軽さを演出。大好きなデニムと合わせてきれいめコーデの完成です」(Harunaさん)。
この着こなし、真似したい!
次回は、山岡葵さんのメイクレッスンをご紹介。お楽しみに。
- photo/Yoshihito Muraki
text/Mayumi Hasegawa