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お洋服の選び方《カラー編》Vol.2

2024-07-30

『周りから変に見られていないか』『いつも服装が暗いと言われる』『大事な場面で好印象を与えたい』そんなお悩みはありませんか?
今回は前回に引き続き自分に似合うお洋服の『色』について解説致します!

  • 前回のVol.1では自分に似合う色の中でも『パーソナルカラー』について解説致しました。

    今回はそこでは解説しきれなかった『自分の性格・個性に合った色』についてと『色の持つ効果について』をご説明致します。

    前回のブログについては下のリンクからご覧くださいませ。

    それでは参りましょう!

  • ←前回のブログはコチラから
    (タップ・クリックすると移行します。)

  • 《もくじ》

    ①自分の性格・個性に合った色とは

    ②色の持つ効果とは

    ③カラー別効果とファッションポイント

    ・さいごに

  • ①自分の性格・個性に合った色とは

  • 前回のVol.1ではパーソナルカラーという『外見的』に似合う色について解説しましたが、今回は『内面的』に似合う色について解説致します。

    まず、自分の性格・個性に合っているとはどういうことなのでしょうか?

    例えば、明朗快活でハツラツとした人がオレンジのTシャツを着ていたらどう思いますか?

    『その人らしい』という印象を受けるのではないでしょうか?

    これはオレンジには『陽気・元気・エネルギッシュ』などの印象を与える効果があり、その効果とその人の性格、つまり内面がフィットしているからです。


    また、物静かでクールな人が全身真っ黒なコーディネートをしていたらどう思いますか?

    こちらも違和感はありませんよね。

    もちろん、黒にも『クール・エレガント・洗練された』などの印象を与える効果があり、これもまた内面にフィットしているからです。


    逆に今の二人が逆の服装をしていたらどうでしょうか?

    その人が普段からそういった色を着ていれば話は別ですが、大抵は『キャラじゃない』『らしくない』などの違和感を覚えるかと思います。

    それは色の持つ特性と着ている人の性格が合っていないからこそ覚える違和感です。

  • ②色の持つ効果とは

  • 先ほども少し触れましたが、それぞらの色にはさまざまな効果があり、科学的にも『形は理性に訴え、色は感情に訴える』と言われています。

    そのため、インテリアや広告、お店や企業の看板にもその効果は取り入れられており、例えばオレンジや赤などは食欲を増進させる効果があるため、飲食店ではこういった色が使われているお店が多くあります。

    そしてファッションにおいては、色により相手に与える印象をコントロールすることが出来、
    先ほどのように内面を表現したり、なりたい自分を表現したり、相手に好印象を与えたりすることが出来ます。

    逆に、色選びを間違えてしまうと相手に悪い印象を与えてしまうこともあるので要注意です。

    更に言えば、いくら外見的、内面的に似合っていたとしてもTPOによっては好まれない色もありますよね。

    それは色の持つ儀式的な意味合いもありますが、色の与える印象がマイナスに働く場合もあるからです。

    皆様も、就活の面接の時に黄色やピンクのネクタイは選びませんでしたよね?

    これは黄色やピンクのもたらす印象が就活ではマイナスに働くことが多いからです。


    続いてはそんな色の効果と、コーディネートに取り入れる際のポイントをご紹介致します!

  • ③カラー別効果

  • ここからは代表的な12色の効果とファッションポイントについて解説致します。

    明暗や濃淡によって多少の効果の違いはありますが、あくまで代表的な効果を挙げて行きますのでご承知おきください。

    それでは参りましょう!

  • 色の中でも最もパワーがある色で、言葉に力を持たせる色としても有名です。

    なので演説・商談・接客・面接などで相手に熱意を伝えたい時に効果的で、スーツやジャケットスタイルであればネクタイやポケットチーフなどで取り入れるのがオススメです。

    また、デートや告白などでも効果があるのでそういったシーンに取り入れるのもいいですね。

    特に、ワインレッドやボルドーなどの深めの色であればパワフルに成りすぎず、大人の色気を演出することも出来ます。


    ただし、とても力の強い色なので、複数のアイテムでコーディネートに取り入れてしまうと相手に圧をかけてしまうので、程よく取り入れることを心がけましょう。

  • 赤と同じくパワーのある色ですが、赤と比べて優しい印象になる色です。

    パワフルな演出はしたいけど、パンチが強すぎるのが苦手な方にもオススメです。

    親しみや活力を感じさせる色ではありますが、フランクな印象を与えてしまうため、お堅めなシーンでの着用は控えましょう。

    また、多用し過ぎると喧しい印象を植え付けてしまうので、落ち着きを保ちながらもフランクさや親しみを表現したい方は小物やインナートップスで取り入れるのがオススメです。

  • 有彩色の中で最も明るい色で、コーディネートに取り入れるだけで明るく前向きな印象を与えてくれます。

    ただし、警戒色としても有名で、黒いアイテムと合わせると攻撃的な印象になってしまうので注意が必要です。

    もし、暗めの色と組み合わせるならネイビーやブラウンがオススメですが、黄色の持つ明るいパワーを優先するなら白系統や明るめのベージュ系と合わせるとより効果的です。

  • 人々に安心感を与えたり気持ちを落ち着けてくれる色で、初対面の方にお会いする時や相手にプレッシャーを与えたくない時、ヒートアップさせたくない時に効果的です。

    また、有彩色でありながら相性の悪い色が少ないのも特徴で、様々なコーディネートに取り入れることが出来ます。

    ただし、中間色と言っても黄色味が強いのか青みが強いのかによって季節感が出たり、相性の良し悪しも変わるので注意しましょう。

    モノトーンならどちらでも相性がいいですが、有彩色の場合は

    黄色味が強いものは暖色系(黄色・オレンジ・赤・ピンク、茶色など)

    青味が強いものは寒色系(青・水色など)と組み合わせるのがオススメです。

  • 爽やかさや清潔感を演出する代表的な色でビジネスにも取り入れやすい色です。

    また、水色はピンクと並びベイビーカラーとも呼ばれ、より若々しく見える色でもあります。

    しかし、それ故に未熟さや幼い印象を与えてしまうこともあるので、貫禄を出したいシーンや相手に舐められたくない時には使わないのがベターです。

  • メンズファッションでの王道中の王道カラー。
    誠実さや気品、謙虚さや真面目さを演出してくれるこの色は日本のビジネススタイルで最も好まれている色です。

    ただし、全身をブルー系でまとめると相手に冷たい印象を与えたり、冬場だと寒々しい風体になってしまうので、どこかに暖色系を取り入れるのがオススメです。

  • 世界各国で高貴な色とされる紫ですが、メンズファッションでの展開は正直に言うと控えめです。

    と言うのも紫の性質上、個性が強く日本人男性の気質に合いにくいという背景があります。

    しかし、上手く取り入れることでその人の魅力を引き出してくれるのも事実です。

    取り入れるコツとしては、原色~濃色なら無彩色かネイビー系と合わせるのがベターで、他に色味があると散らかりやすいので要注意。

    慣れてないうちは合わせやすいラベンダーやライラックなどの淡めのものがオススメです。

  • ピンクは優しくも明るい色で相手に柔和な印象を与えてくれます。

    そして、先ほど水色でも説明しましたが、こちらもベイビーカラーなので若々しく見せてくれる効果があります。

    また、紫よりもファッションに取り入れやすく、さりげなく相手を魅了する効果もあるので、合コンやデート、プロポーズシーンなどにもオススメです。

    ただし、やり過ぎるといやらしい印象になってしまうので複数のアイテムで取り入れる場合は全体のバランスに気を付けましょう。

  • どの色とも合わせられる万能カラーである基本の色。

    しかも、白はシルエットをぼかす効果が高く、ゆったりとしたシルエットで体型をカバーしやすい上、爽やかで軽やかな印象を与えてくれるので大きめのシルエットでも相手に圧迫感を与えることがないのでオススメです。

    ただし、モノトーンだけでコーディネートを組むと無機質で冷淡な印象を与えてしまうので注意が必要です。

  • 単体では強い印象を持たないとされる色ですが、強いて言うなら上品さを醸し出す効果があり、さらに他の色味を抑えながらもまとめる効果がある万能カラーの1つです。

    ただし、他の色味がないとどこかぼやけた印象になり、かといって白黒グレーだけのモノトーンの組み合わせでは白同様無機質に感じられます。

  • どの色とも組み合わせられるベースカラーの1つですが、組み合わせた色を強調させる効果があるので注意が必要です。

    また、シルエット・素材感までも強調し、誤魔化しが利きにくいのも特徴で、大きい物は大きく、小さいものはより小さく見えます。

    全身黒のコーディネートだとクールなだけでなく、相手に圧迫感を与える上、恐い印象を与えることもあります。

    全身黒のコーディネートは私も好んでしますが、誤魔化しが利かない分、シルエットや素材のバランスを意識しましょう。

  • 濃いめのブラウンは黒と並ぶベースカラーの1つで、大抵の有彩色と合わせられます。

    黒とは違い他の色を強調することはなく、どこか優しさや温もりを感じさせてくれます。

    ただ、組み合わせによっては野暮ったい印象や老けた印象になることもあるので、組み合わせの際には注意が必要です。

  • さいごに

  • 最後までご覧いただきありがとうございます。

    本来なら各色のオススメアイテムをご紹介したかったのですが、シーズンによって展開のない色もあったり、TPO、ON/OFFによってオススメも変わるので今回は断念致しました。

    その代わり、次回以降のブログで『パーソナルカラー別オススメアイテム』やTPO毎の『カラー別オススメアイテム』を特集して行きたいと思いますので、ぜひお楽しみに!

    それではまた次回!

yasu

TAKEO KIKUCHI

川越丸広 タケオキクチ

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