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こんにちは!
川越丸広タケオキクチのyasuです!
6月と言えばジューンブライド、結婚式ですね。
この時季になると店頭でもお客様から結婚式のコーディネートのご相談が多くなります。
その中で、
『ポケットチーフって必要なの?』
『何を基準に色やデザインを選べばいいの?』
『入れ方は何でもいいの?』
こういったご質問を多数いただいております。
そこで今回は『スーツの着こなし』として、前回のネクタイに続き、ポケットチーフについてご説明致します!
≪目次≫
(1)ポケットチーフとは
(2)ポケットチーフの役割
(3)ポケットチーフの選び方
(4)ポケットチーフの入れ方
(5)スタッフオススメコーディネート
ポケットチーフとは、スーツ・ジャケットの胸ポケット(ブレストポケット)に入れるための布のことです。
元々はハンカチーフと起源を同じくされ、中世ヨーロッパにおいて、身分の高い者だけが所持を許され、身分を象徴さるアイテムでした。
しかし、当時は人から見えないところに隠し持つのがマナーとされていました。
それが19世紀に入りスーツが礼装とされた頃に、礼装の必需品として胸ポケットに入れる文化が出来上がり、ポケットに入れるためのチーフをポケットチーフと呼ぶようになりました。
当時はポケットチーフといえば白色のみでしたが、その後にスーツファッションが広まるにつれて、縁取りに色のあるものや、生地そのものが白色でないものが普及し、色柄や素材も多岐に渡り、現在のポケットチーフの形に至ります。
日本では20世紀頃までポケットチーフを入れる文化が浸透しておらず、馴染みがないために単なるオシャレ用のアイテムと思われがちですが、ポケットチーフを入れることにもきちんとした理由があります。
ポケットチーフを入れる理由は主に2つあります。
1つ目は、胸元にボリュームを出し、コーディネートを華やかに見せたり、個性を出したりするオシャレ目的です。
式典やパーティでなくても、オシャレが許される場面ではポケットチーフは入れてもOKです。
特に、近年はクールビズなどで、ジャケットを着ていてもノーネクタイであることが多くなってきたため、オシャレの一環としてビジネスでお使いの方も増えています。
そして、2つ目は礼節・心遣いといった目的です。
例えば、結婚式やパーティーにお呼ばれした際にポケットチーフを入れると、招待してくださった方や主催者に対して感謝の意を示したり、お祝いの気持ちを表明する意味合いを持ちます。
しかし、ポケットチーフはオシャレ・感謝・お祝いなどの役割を持つため、入れてはいけないシーンもあります。
葬儀などのお悔やみ事や、謝罪会見などのオシャレ・感謝・お祝いとは真逆のシーンでの使用はNGなので、気を付けましょう。
使い方を覚えてしまえば、お出かけやデートなどでも手軽に楽しめるオシャレアイテムなので、ぜひコーディネートの1つとして取り入れてみてください♪
続いては、そのコーディネートについてご説明致します!
ポケットチーフを使ったコーディネートでお客様からよくいただくご質問として多いのが
『どのような基準でポケットチーフを選んだらいいかわからない』
『選らんだポケットチーフがコーディネートに合っているのか分からない』
『ハンカチはポケットチーフの代用になるの?』
といった内容です。
使い慣れていないアイテムなので、どのように選べばいいのか難しいですよね。
いざインターネットで調べたり、店員さんに聞いてみると、大抵は『ネクタイと合わせた色にするのがいい』という答えに辿り着きます。
間違いではないのですが、気に入ったネクタイと同じ色のものが見つからなかったり、ノーネクタイのスタイリングだとあまり参考になりませんよね。
まず大前提として、ポケットチーフを選ぶ際に、コーディネート上のNGはありません。
『ネクタイと合わせた色がいい』というのは、枕詞に『よくわからない人は』が付き、説明を簡略化しただけです。
昔見たとあるドラマでは、朝のニュース番組の占いの『今日のラッキーカラー』のチーフを入れているキャラクターがいました。
験担ぎにもなるし、差し色にもなる面白い選び方だなと思った記憶があります。
ポケットチーフ自体はコーディネート全体でも見える範囲が狭いので、チーフのせいでコーディネートが大きく乱れることはないので、そういった遊び心があるのも素敵ですよね♪
とは言え、コーディネートがまとまっているに越したことはありませんし、パーティーなどの華やかな場はともかく、厳かな式典などでは、統一感のあるコーディネートの方が好ましいとされます。
僕も入社当初は何を基準に選べばいいのかわかりませんでしたが、基準さえ分かってしまえば、選ぶのはとても簡単!
今回はその選び方のポイントをお伝えします!
統一感を演出するための基本的な選び方としてメジャーなのが、色味をそろえることです。
スーツやジャケットのスタイリングにおいては、色味を2つ、多くても3つにまとめることで、統一感を演出しやすくなります。
もちろん、色味を4つ以上取り入れるコーディネートもありますが、統一感を出したり、華美になり過ぎずにまとめるのは上級者向けです。
まずは具体例と共にご説明いたします!
まずは、前述でも出てきた『ネクタイと色をそろえる』です。
初心者でも失敗しないオーソドックスな選び方ですね。
ちなみに、色をそろえると言っても全く同じ色でなくてはいけないという訳ではありません。
もちろん、色の明暗や濃淡までそろっていればまとまり感はより強くなりますが、ネクタイと全く同じ色のチーフを探すのは至難の業です。
そこでポイントになるのは『まとまりを出すには同系色でそろえれば、統一感は損なわれにくくなる』ということです。
たとえば、『青系』ならば『ブルー』『ライトブルー』『ネイビー』といったように明暗や濃淡の違いがあるだけで元々は同じ色であるものはコーディネートがまとまりやすくなります。
この方法を使ったコーディネートの方法も、後ほどご説明致します。
シャツと色をそろえることで、統一感をキープすることが出来ます。
ネクタイと同じ色のチーフが見つからない時にも有効ですし、何より、コーディネート全体の中でネクタイの色が際立つので、お気に入りのネクタイをコーディネートの主役にしたい時にオススメです!
また、シャツと色をそろえているので、ノーネクタイの時でもコーディネートに統一感が生まれます。
『色を拾う』と言うのは、コーディネートの中にある色をピックアップして、他のアイテムでも同系色の色を取り入れることを言います。
ネクタイに複数の色が用いられている時に効果的で、画像ではネクタイの白とブラウンを拾って、チーフに反映させています。
拾う色は1種類でも十分ですが、複数の色を上手く拾えるとよりGoodです!
先程も少し触れた同系色のグラデーションで選ぶ方法です。
同系色の明暗・濃淡で統一することで、突出して目立つ色がなくなるため、全体のまとまりが生まれ、色の持つ心理的効果を高めてくれます。
画像では『青系』のグラデーションでまとめているので、『知的』『落ち着き』『クール』『清潔感』などといった印象が強くなります。
続いては『柄をそろえる』ということですが、
これはネクタイ・シャツなどの柄と同じ柄でそろえることでコーディネートに統一感が生まれます。
ネクタイとポケットチーフがセットになっているものの中にはすでに色・柄ともにそろっているものも多く見られます。
また、コーディネートのテーマや、ドレスコードの都合で、ネクタイピンやシャツと同じ色のチーフが使えない時などでも、柄が同じものを使っていれば統一感が生まれ、コーディネートが散らかりにくくなります。
ただし、柄物のスーツやジャケットの時は要注意です。
下の画像のように強い柄同士を組み合わせてしまうと、ハレーションと言って、柄と柄の境目がぶつかり、目がチカチカするような現象が起きてしまいます。
特に細かい柄同士はハレーションが起きやすいため、合わせない方がいいでしょう。
もしも柄のジャケットに柄のチーフを合わせる場合には、チーフは単一色の織柄のものか、柄が大きいものを合わせるのことで、柄のぶつかる箇所を減らせるのでオススメです。
現在、ポケットチーフは以下の素材で作られているものがほとんどで
リネン(麻)、シルク、コットン(綿)のいずれかになります。
それぞれに見え方や特性が異なるので、
慣れていなければどの素材のものを使えばいいのかお悩みの方も多くいらっしゃいます。
また、結婚式やパーティーにご出席されるお客様の中には『ハンカチでも大丈夫?』 『綿素材はさすがに駄目かな?』というご質問をされる方もいらっしゃいます。
ポケットチーフはTPOに合わせた素材のものを使うのが一般的です。
続いてはどの素材がどのようなシーンに合うのかご説明致します。
相性
フォーマル:☆☆☆
パーティー:☆☆☆
ビジネス:☆☆☆
カジュアル:☆☆☆
まずはお洋服では夏の定番素材でもあるリネンです。
カジュアルなイメージのある素材ですが、実は、ポケットチーフにおいて最もフォーマルなのがこの麻のチーフです。
特に白色のものは格式の高い式典や催しでも使えます。
生地にハリがあり、折り目を付けやすいことから、最もフォーマルな入れ方であるスリーピークスにも適しています。
さらに、光沢を持たない素材なので、フォーマルシーンだけでなく、ビジネスやラフな素材のジャケットととも相性が良く、オンオフのどちらでも合わせられる万能素材です!
ただし、シワになりやすいという特性上、管理やケアに手間がかかるのが難点でもあります。
残念ながら、2024年5月現在、タケオキクチでの商品展開はございませんが、
バリエーションとして、一枚は持っておくといいかもしれませんね。
相性
フォーマル:☆☆☆
パーティー:☆☆☆
ビジネス:☆☆★
カジュアル:☆★★
続いてはポケットチーフの定番のシルクです。
稀にシルクの代用品としてポリエステル素材のものもありますが、安っぽく見えるのと、入れたときに形が安定しにくいので見栄えが悪いのでオススメしません。
シルクは何よりも光沢があり、特に日本製のシルクは品質が高く、コーディネートを華やかにしてくれるので、フォーマルやパーティーなどの華やかさが好まれるシーンでは特に重宝されています。
ただし、光沢と華やかさは、堅めのお仕事であったり、ラフな素材のジャケットとと組み合わせるのはかなり上級者向けです。
堅めのお仕事で使うなら、光沢が抑えめのものか、ダークカラーのものを選びましょう。
カジュアルな服装に合わせるなら、光沢が抑えめで、柄があるものが合わせやすいです。
相性
フォーマル:★★★
パーティー:☆★★
ビジネス:☆☆☆
カジュアル:☆☆☆
続いては洋服でお馴染みのコットンです。
こちらの素材はカジュアルなお洋服でも多用されているように、カッチリし過ぎたり、華やかさがそぐわないコーディネートに最適な素材です。
ちょっとしたカジュアルなパーティーや、ビジネスでも使いやすいのでオススメです。
実はタケオキクチでは『コットンのポケットチーフ』は展開がなく、今までの画像で使用して来たコットン素材のチーフはハンカチを代用しています。
そう、ポケットチーフの代用にハンカチを使うのは有りなのです!
ただし、式典などのフォーマルなシーンでは少しカジュアル過ぎるので、そういったシーンではリネンかシルクのものを使いましょう。
また、ハンカチを代用する時の注意点ですが、ハンカチは元々が胸ポケットに入れることを想定していないので、通常のポケットチーフより大きめに、さらに厚手に作られています。入れ方によっては胸ポケットが不自然に膨れ上がってしまいます。
ポケットチーフの代用とするならば、小さめのハンカチで、かつ、薄めの生地のものを選びましょう。
どうしてもお気に入りの柄のハンカチを使いたい場合は、TVホールド(スクエア)などのボリュームが出にくい入れ方がオススメです。
続いては、これもご相談が多いポケットチーフの入れ方をご紹介します!
『入れ方が分からない』
『どのシーンでどの入れ方をすればいいのか分からない』
店頭ではこういったご相談をいただきます。
普段馴染みの薄いアイテムだと、いざ使う時に困りますよね。
次は入れ方別に、シーンの相性をご説明致します。
また、各画像をタップしていただければ、入れ方を動画でご覧いただけますので、是非ご参考にしてください!
相性
フォーマル:☆☆☆
パーティー:☆★★
ビジネス:★★★
カジュアル:★★★
ポケットチーフの入れ方で最もフォーマルな入れ方で格式の高いシーンではこの入れ方をすることが多いです。
華やかとキチッと感を同時に演出します。
結婚式では直系親族のものや、受付やスピーチをするならこの入れ方が好ましいとされ、
また、国際的な式典や国家の伝統ある式典などもこの入れ方がオススメです。
ちなみに、格式の基準がよく分からない場合は、そのシーンで燕尾服やモーニング・タキシードといった最礼装で出席出来るかどうかを基準にすると分かりやすいですね。
相性
フォーマル:☆☆☆
パーティー:☆☆★
ビジネス:☆☆☆
カジュアル:☆☆★
『悩んだらとりあえずコレ!』と言われる万能な入れ方です。
ワイドショーなどの出演者がよくこの入れ方をしているのを見かけるかと思います。
元々はアメリカのニュースキャスターが始めたのがきっかけで、シンプルな入れ方が好評で世界中に広まりました。
スタジオ(テレビホール)で生まれた入れ方のため『TV(ティーヴィー)ホールド』と呼ばれ、その形状を指して『スクエア』とも呼ばれます。
他の入れ方に比べても見える面積が小さく、形状が直線的なので、キチッと感を演出してくれます。
また、シンプルな見え方になるので、柄の強いチーフを使う際にも非常に有効で、フォーマル・ビジネス・プライベートと様々なシーンで使用できます。
さらにポケットの大きさに合わせて四角形に折るだけなので、他の入れ方を忘れてもこれさえ覚えておけば、どのシーンでも安心です。
ただし、華やかさが必要なシーンでは、ポケットチーフの柄によっては地味に見えることもあるので注意が必要です。
相性
フォーマル:☆☆★
パーティー:☆☆★
ビジネス:☆☆☆
カジュアル:☆☆★
TVホールドと並ぶ万能な入れ方で、トライアングルと呼ぶこともあります。
TVホールド同様、キチッと感を演出してくれるだけでなく、斜め方向に角度が出来るのでコーディネートの中に動きが生まれ、ビジネスやパーティなどでは好まれます。
しかし、この入れ方の難しいところはその角度にあります。
稀に二等辺三角形で入れているのを見かけますが、チーフの露出面積が大きい割には単調でのぺっとしてしまうので、間が抜けて見えてしまいます。
そこで多くは不等辺三角形にし、右側の斜辺の長さが短くなればなるほど良いとされています。
短すぎるのもどうかとは思いますが、好みの長さで入れるのが、個性が出て面白いと思います♪
ただ、自分の理想の角度で入れられるようになるには練習が必要です。
相性
フォーマル:☆★★
パーティー:☆☆☆
ビジネス:☆☆★
カジュアル:☆☆☆
これまでの入れ方が折り紙のように折り畳んで入れていたのに対して立体間のある入れ方です。
胸元にふんわりとボリュームを出せるので、
華やかでありながらも、同時に柔らかさを演出してくれます。
入れる度にシワの入り方によって表情が変わり、ねじりを加えたりなどしてアレンジを入れても様になるので、個性を出した入れ方をしても面白いですね♪
曲線的なシルエットになるので、カチッと感は控えめなので、フォーマル度が高い式典や堅めのビジネスだと少し難しいでしょう。
結婚式なら、親族ではなくご友人であったり、二次会からの出席であれば華やかさを添えてあげられるのでオススメです。
また、プライベートでジャケットを着る際にも入れてあげるだけで簡単にオシャレ度がアップするので是非お試しくださいませ!
相性
フォーマル:☆★★
パーティー:☆☆☆
ビジネス:★★★
カジュアル:☆★★
一般的なポケットチーフの入れ方で最もボリューミーな入れ方で、チーフが花弁のように胸元で華やぎます。
パッフド同様、入れる度に表情が変わり、動くとともにチーフが揺らめくので華やかさ重視の場面で効果的で、結婚式の二次会やパーティの中でも夜に開催されるものに最適です!
また、カジュアルスタイルに個性を出したい方は、柄が強めのものでアクセントにしてもいいですね♪
ただし、華やかさがメインのため、フォーマル度の高い式典やビジネスでは避けた方が無難です。
《TVホールドアレンジ》
相性
フォーマル:☆☆☆
パーティー:☆☆☆
ビジネス:☆☆☆
カジュアル:☆☆★
万能型であるTVホールドのオリジナルアレンジによる入れ方です。
TVホールドの唯一の欠点である、無難であるが面白みが無いところを補うために考案した入れ方で、
10年以上、店頭で様々なお客様にご紹介し、ご支持をいただいてきた入れ方です。
ぱっと見はTVホールドでありながら、段々になっているため、表情が生まれ華やかさが付加されます。
シンプル過ぎてもつまらないけど、少し遊び心を入れたい方にオススメです。
ただし、畳む過程で生地が何層かに重なるので、コットンなどの地厚な素材の生地で折ると、分厚くなり見栄えも良くないので控えましょう。
また、大判柄や色柄がハッキリしているものは、柄が乱れるので、どちらかと言うと単色や無地・織り柄のものがオススメです
最後に様々なシーンに合わせたポケットチーフを使ったコーディネートを解説付きでご紹介致します。
すでにポケットチーフをご利用の方も、まだポケットチーフを使った事がない方も是非ご参考にしてくださいませ!
日本ではホワイトやシルバーのネクタイが主流でしたが、白シャツだと色が同化して色映えがしにくい上に、やはりバージンカラーということで近年は他の色のネクタイを使われる方が多く見られます。
しかし、それは地域によって移り変わりが異なるので、カラーネクタイだと少し抵抗を覚える方も少なくはありません。
そんな時にオススメなのがコチラのコーディネート!
シャツをカラーにすることで、無彩色であるシルバーが綺麗に映え、色もライトブルーにすることで涼やかな夏らしいコーディネートになります。
もちろん、春先であればシャツをピンクに、梅雨時期ならラベンダー、秋冬ならブラックやネイビーなどのダークカラーにすることでそれぞれの季節感を演出することが出来ますし、
ネクタイとチーフを日本の結婚式らしいシルバーにすることでフォーマル感も残ります。
また、ネクタイ、ポケットチーフ、タイバーは全て矢絣(やがすり)という演技の良い和柄モチーフのものでまとめているので、統一感があるだけでなく、おめでたい席にぴったり!
今回のコーディネートでは、全体的にブルーとモノトーンで統一されているので、シューズやベルト、バッグなどはブラックのものにするのがオススメです!
※以下、コーディネートに使用したアイテムとオススメのアイテムです。画像をタップすると商品ページが表示されます。
ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルにオススメのコーディネートです。
普段よく見かけるジャケパンスタイルと言えば紺ジャケに白のインナー、グレーのパンツが王道です。
しかし、『王道にはもう飽きた』
『炎天下の中、濃色のジャケットは暑すぎる』と言ったお声もちらほらいただきます。
たしかに、ここ数年の夏は命に関わる暑さを記録していますし、人と同じ格好をしてもつまらないですよね。
そんな方にオススメのコーディネートがコチラ!
上品で爽やかなライトグレーのジャケットにカラーグラデーションで合わせたパンツ。
そこにネイビーのインナーを入れることでコーディネート全体が引き締まり、
さらに、インナーに合わせた色のチーフが統一感を生み、ノーネクタイ、ノーシャツのジャケットスタイルを1ランク引き上げます。
シューズやベルトはインナーに合わせたネイビー、もしくはブラックのものに統一するのがオススメです。
※以下、コーディネートに使用したアイテムとオススメのアイテムです。
最後はポケットチーフを入れる意図は分かっているけれど、どうしても気恥しくて抵抗がある。
そういった方へオススメのコーディネートです。
近年、ポケットチーフを入れることによるフォーマルアップや相手への礼節や心遣いなどの観点からポケットチーフにチャレンジされる方は増えてきています。
しかし、やはりご来店された方の中には
『気恥しい』
『フォーマルだと分かっていても式典で着飾ることに抵抗がある』
そう言ったお悩みを抱えてらっしゃる方も少なくありません。
そんな時はどうすればいいのか。
これは意外と簡単で、スーツやジャケットと同じ色のチーフを使えばいいんです!
スーツと同じ色であることでチーフを目立たせることなく慎ましい印象になり、かつ、チーフを入れることによる礼節やマナーといった概念にも適います。
コーディネートの中で新しく色を取り入れるわけではないので、ネクタイの色味に左右されることがないので、初心者の方にもオススメです♪
※以下、コーディネートに使用したアイテムです。
いかがでしたか?
あまり馴染みのないポケットチーフについて、今回は店頭でよくご相談いただく内容を中心にまとめてみました。
選び方や入れ方などは、ある程度のルールを覚えてしまえば、さほど難しいアイテムではありません。
しかし、慣れるまでは自信が持てませんよね。
特にコーディネートに関しては様々な組み合わせがある分、何がいいのか分からなくなることも多いかと思います。
そんな時はお近くのタケオキクチでスタッフにご相談ください!
スタッフそれぞれの個性が光るコーディネートをご紹介いたします♪
ぜひ皆様もこれを機会にポケットチーフにチャレンジしてみてください!