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Makeup lesson_85

ホワイトコーデに似合うメイク!「盛りNG」透明感と清潔感を活かす方法

2023.12.11

真冬のコーデ第二弾。今回はこの時期人気の軽くて暖かい“ふわもこ”ホワイトコーデをご紹介。「モノトーンのシンプルなコーデが好き」と話すモデル・ジュエリーブランドのPRの山内遥さん。「黒やグレーなど落ち着いたカラーのコーデが多くなる中、ホワイトのコーデは一際目を引きます。ほっこりとリラックスした時間を過ごす時に着たいですね」。そこでホワイトに映える透明感のあるメイクを教えてもらいました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
山内遥さん

モデル・ジュエリーブランドPR。学生時代からモデルなど芸能活動を行い、今はファッション系のモデルを中心に活躍。「自分の可能性を広げたくて」と、アパレルの仕事の手伝いをする傍ら、新しく立ち上げたジュエリーブランド「LOHME(ローム)」のPRも兼任している。
Instagram:https://www.instagram.com/haruka__yamauchi/

Q:普段はどのようなファッションが多いですか?

「基本はカジュアルなコーデが多いですね。白・黒・グレーなどモノトーンのコーデでまとめることが多いです。今回のホワイトのセットアップは肌触りの良さやシルエットが気に入っています」(山内さん)。

Q:ファッションに合わせたメイクのコツを教えてください。

「目元を中心としたナチュラルメイクが多いです。アイシャドウはその時々に合わせて使用しますが、アイラッシュカーラーでまつげを立ち上げ、ブラウンマスカラを塗るメイクは欠かせません。一方、リップメイクは正直、迷子状態。オレンジ系ブラウンやベージュなどを愛用していますが、自分に似合うカラーを未だに探し続けている感じです」(山内さん)。

トーンを合わせて透明感と清潔感を同時に叶える真冬メイク

コーデは冬のアイテムだけどメイクは一足お先に春の新色を使用。「黒やグレーと異なり、白は“軽さ”も必要なので春メイクと合わせると良いですね」と山内さん。目元は同じブラウンでもまろやかで明るい印象を叶えるアイテムをセレクト。
「眉はケイト、アイシャドウはRMKの新色から05を選びました。ピンクを中心にしたカラーの他にエトヴォスやTHREEのゴールドも“ちら見せ”して奥行きのある目元に」(山内さん)。
一方、リップ&チークは内側から溢れる血色感を演出。THREEのマルチカラー01を中心にセレクト!「今回はチークとリップに使用しました。トーンを合わせるとリュクスな仕上がりに。特にチークは透明感と立体感が同時に作れて、仕上がりに大満足です」(山内さん)。

顔の印象を左右する眉メイクからスタート。「こんなにたくさんのカラーが入っているパレットは初めて」と山内さんも驚いたケイトのアイブロウマニア。今回はブラウンピンク系(EX-8)をチョイス。「まるでアイシャドウのようにアイブロウメイクを楽しめるところがいいですね」。今回はこの中から3色を使用!

「真ん中の列の上2色をブラシでミックスして、眉全体の形を整えます。眉毛はしっかりあるほうなので、パウダーで柔らかな輪郭を作りました。その後、右上段のラメ入りピンクを目尻側にポンポンと足して遊びゴコロのある立体的な眉に」(山内さん)。

眉マスカラはアイブロウパウダーに合わせてピンクグリッター(GL-3)を使用。「眉はピンク系にまとめて優しさと軽さを出してみました。ラメが入った眉マスカラを使うとふんわりとした自然な仕上がりに」(山内さん)。
お湯で落とせるのも嬉しいアイテム!

次はアイメイク。RMKのシンクロマティック アイシャドウパレットから新色のディライトフル(05)をセレクト。「眉に合わせてピンク系を選びました。まずは左下のピンクマホガニーをまぶた全体に塗り、次に右下のローズゴールドを二重幅に重ねます。シャイニーなパールが目元に光を集め、華やかな印象に」(山内さん)。

右上のサンセットピンクは下まぶた用に。「まつげの生え際に沿ってライン状に描きます。今までのピンクとは異なり、色っぽさを演出できるカラー。このラインを描くだけでいつものメイクが違った印象に」(山内さん)。

アイライナーは2本使い。まずはETVOSのミネラルスムースリキッドアイライナーのジンジャーオレンジで目尻にラインを描いて。「ブラシを寝かせてスタンプするように描くと失敗しません」(山内さん)。

次はTHREEのレッド&ゴールドが輝くブロンズカラーのWISE WANDERER(X05)を。「ピンクと相性の良いゴールドをプラスオンして抜け感を。目頭・目尻と、下まぶたは黒目の中心から目尻にかけて描くのがおすすめ。柔らかなテクスチャーなので描きやすいです」(山内さん)。

RMKのマスカラの新色はフィールド ブラウン(EX-03)を。「ピンクと相性の良いブラウンを選びました。オレンジのくすみ感が重くならず、いつものブラウンより明るい印象に。春っぽさを演出できます」(山内さん)

マルチカラーでチークとリップのW使い! 同系色で肌に透明感を

肌色をきれいに見せるには肌に血色感をプラスこと! 「肌のくすみや色ムラが気になる時も血色感があればカバーできます。THREEのカラーバームはほどよいツヤと内側からにじむような血色感を演出してくれます。今回はチーク&リップに使って統一感を出しました。最後はETVOSのシアーリップで立体感を!」(山内さん)。

THREE グラムトーンカラーカスタードからETERNAL EXPLORER(01)を。頬の高い位置を中心に指でポンポンと重ねて。「表情まで優しく見えるピーチピンク。塗る範囲を広めるとガーリーな印象に」(山内さん)。

同じアイテムをリップにも。「唇本来の色を壊さず、色ムラをなくすカラーバーム。柔らかなテクスチャーでふんわりと自然になじみます。外出先でもこれひとつ持っていればメイク直しも簡単&可能に。マルチに使えるバームは本当に便利」(山内さん)。

潤いとふっくらとした唇の最後のステップはETVOSのミネラルリッププランパー シアーを。ロングセラーアイテムから限定色(ビオラピンク)が登場! 「誰もが似合う王道ピンク。唇の中央に重ねると血色感のあるツヤとぷっくりとした立体感の両方を演出できます」(山内さん)。

次回は、小林美稀さんのメイクレッスンをご紹介。お楽しみに。

  • photo/Yoshihito Muraki
    text/Mayumi Hasegawa

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