【連載】valoさんの"かわいい"をおすそわけvol.8 | 「気取らない日常のお花」
インスタグラムでかわいいお菓子や工作を発信しているvaloさんの連載。ちょっとの工夫で日々の暮らしを楽しむvaloさんの“かわいい”をおすそわけします。
がんばりすぎず、でもちゃんとかわいい。 Valoさん流、お花の楽しみ方
身近な食材やアイテムを使って暮らしを楽しむvaloさんの、かわいいアイデアをおすそわけしていただく連載企画です。
第8回目のテーマは、気取らない日常のお花の楽しみ方。がんばりすぎず、でもちゃんとかわいいvaloさんらしいお花の楽しみ方を教えていただきます。
「お花屋さんに並ぶ素敵なお花ももちろん大好きですが、普段から気軽に楽しんでいるのは主に庭のお花。季節のお花を部屋で愛でる事ができるのは幸せなことだなあと感じています。例えば、野菜直売所などで販売されている花束もよく手に取ります。ラフに束ねただけのお花が素朴でかわいくて。そして、安価なのも魅力的です。
今回は白色のお花と、花器も無色透明に統一しました。これまで自分自身でも『お花を生ける時に難しいなぁ』と感じてしまう理由のひとつが、お花の『組み合わせ』でした。この形・この色には、これは合わないし...とか。
だったら無理に組み合わせようとせず、別々の花器に生けてみたら?と、試してみるととっても簡単で気が楽に! そうすると大きな花器よりも小さな花器に興味が湧いてきて、少しずつ集めるようになりました」
まずは小さな花器を用意。お花を生けるなら水が漏れなければ何でもOK。気にせずいろいろなものを花器として楽しむのもvaloさん流です。
「ミルクピッチャーや小さなグラス、カップ、などなど。プランターに咲く小さな花や野花を飾るのには、ボンヌママンミニジャムの空き瓶がぴったりです」
「ワンズテラスでかわいい形のビアグラスを発見!色々なお花に合いそうです」
食器棚や本棚の上はディスプレイにぴったり。花器やお花の形がさまざまでも、全体の色味を合わせると意外と簡単です。
「高低差があったり、花の姿形が違ったり。花器もいろいろ。かえってバラバラな方が、気取らない雰囲気で出て好きです」
ビンテージのピューター皿に乗せてテーブルに。トレイの素材やデザインによっても雰囲気が変わって楽しめます。
「いくつかまとめて器に乗せて並べるとかわいいです。お花のボリュームや花器の高さ、大きさなどがバラバラでも、不思議と統一感が生まれますよね。うっかり倒してしまうのも防げます」
リビングだけでなく、玄関やトイレ、キッチンなどにもさりげなくお花を飾るというvaloさん。
「小さな花器なら、気軽に部屋のあちこちに飾れるのが気に入っています」
使っているうちに、どうしても曇ってしまいがちなガラス器。Valoさんは意外なものでピカピカにしているそう。
「アクリル毛糸をくるくると縛ったもので洗うと、水だけでピカピカになります。小さな花器は、箸を使って洗っています。おすすめです!」
まるでパリのアパルトマンの部屋を覗いているようなvaloさんのお宅。気取らないお花の取り入れ方は、心にも余裕をくれそうですね。ぜひ気軽に楽しんでみてください。
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valoさん
インスタグラムで発信するかわいい朝食が注目を集め、初の著書『アートな朝ごはん』(すばる舎)を出版。雑誌やwebメディアにて、身近な食材を使ったパンアートなどの朝ごはんやお菓子レシピを提案している。最近では、イベントなどでかわいいお菓子づくりやラッピングなどのワークショップも開催。インスタグラムで発信するかわいいごはんやおやつ、工作が日々の楽しみ。@mekkoja_valo
24.06.25 UPDATE